スポーツ・健康科学部 看護学科

スポーツ・健康科学部 看護学科

地域に根ざした新時代の看護師を養成する

 大東文化大学に、新たに誕生する看護学科*。地域で暮らす人々の健康と療養を支えるため、住まい・医療・介護・保健・生活支援が一体となった「地域包括ケアシステム」に対応できる看護師の養成をめざす。看護学科* の村松由紀教授に、新生・看護学科の学びの展望を聞いた。
聞き手・大学通信 UNIVPRESS編集部
(2018年3月現在)

村松 由紀 教授

2015年国際医療福祉大学大学院医療福祉学研究科保健医療学専攻医療福祉ジャーナル分野博士課程単位取得後退学。国際医療福祉大学保健医療学部看護学科教授を経て、2016 年より大東文化大学スポーツ・健康科学部健康科学科特任教授。

多くの看護学科が新設されるなか、大東文化大学らしさをどのように打ち出していかれるのでしょう?
 「地域包括ケア」を学ぶ環境が整っているのが、本学の看護学科の大きな特徴です。
 1年次の「地域包括ケア概論」からはじまり、「地域包括ケア方法論」、「地域包括ケア演習」、そして4年次の「地域包括ケア実習」まで、地域の病院や施設だけでなく、地域と連携して体系的に学ぶことができます。地元・埼玉県で活躍する看護師の育成をめざし、4年間にわたってじっくり段階を踏みながら学びます。
人も機材も揃っている病院内での医療行為と違い、地域医療の現場では看護師が一人で状況判断を行わなくてはなりません。そのために必要な判断力や思考力も、学生たちには養ってほしいと思っています。
 また、実習のエリアも埼玉県東松山市を中心に幅広く準備しています。実習先も病院だけでなく、訪問看護ステーションや介護療養型医療施設など、さまざまです。こうした充実の実習環境も、本学の看護学科の大きな特徴と言えるでしょう。
 1年次には、埼玉県の歴史や文化を学ぶ「郷土論(埼玉学)」など、郷土を知るためのユニークな授業も用意しています。埼玉県は、全国のなかでも特に看護師不足が深刻な地域。今後、地元に根づいた看護師の需要は更に高まっていくはずです。

地域に根ざした新時代の看護師を養成する

 大東文化大学に、新たに誕生する看護学科*。地域で暮らす人々の健康と療養を支えるため、住まい・医療・介護・保健・生活支援が一体となった「地域包括ケアシステム」に対応できる看護師の養成をめざす。看護学科* の村松由紀教授に、新生・看護学科の学びの展望を聞いた。
聞き手・大学通信 UNIVPRESS編集部

看護系の学部や学科が多くの大学で設置されているなか、なぜ今、大東文化大学が看護学科を設置するのでしょうか?
 団塊の世代が一斉に75歳を超えて後期高齢者となる「2025年問題」への対応など、これから超高齢化を迎える日本社会からのニーズが高まってきていることが理由のひとつです。
 少子高齢化に伴い、地域医療を担う医師や看護師の不足も深刻化しています。組織のなかで力を発揮できる「社会人基礎力」を身につけ、困難な状況を乗り越えられる逞しさを持った看護師が今、求められているのです。
 看護学の学士課程は、看護師、保健師、助産師の3つの職種に必要な専門基礎を教授するもので、各大学はそれぞれの教育理念に基づく人材の育成を実践しています。そのため、4年制大学でしっかりと教育を受けた看護師は、病院の内外でとても重宝されます。アセスメント能力や現場での判断力といった「論理的に考える力」は、大学で学んだ看護師の強みになるのです。
 また、医療の舞台も「病院・施設」から「地域・在宅」へと移行しつつあります。そのなかで注目を集めているのが、医師・看護師と地域が一体となって取り組む「地域包括ケアシステム」。可能な限り住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最期まで続けることができるように、地域の包括的な支援やサービスを提供する体制づくり。この「地域包括ケアシステム」に対応できる看護師の育成も看護学科の使命だと言えるでしょう。
他学部・学科と連携したカリキュラムはありますか?
 本学は、伝統的にスポーツが盛んな大学。そこで、スポーツ・健康科学部の他学科と連携したカリキュラムを幅広く用意しています。関節運動などの介護予防についての理論と実践を学ぶ「健康科学実践」は、スポーツ科学科と健康科学科の教員に担当してもらう予定です。また、「スポーツ医学概論」や「救急救命Ⅰ・Ⅱ」など、スポーツの現場で活かせる医療技術を学ぶ科目もあります。
多くの看護学科が新設されるなか、大東文化大学らしさをどのように打ち出していかれるのでしょう?
 「地域包括ケア」を学ぶ環境が整っているのが、本学の看護学科の大きな特徴です。
 1年次の「地域包括ケア概論」からはじまり、「地域包括ケア方法論」、「地域包括ケア演習」、そして4年次の「地域包括ケア実習」まで、地域の病院や施設だけでなく、地域と連携して体系的に学ぶことができます。地元・埼玉県で活躍する看護師の育成をめざし、4年間にわたってじっくり段階を踏みながら学びます。
人も機材も揃っている病院内での医療行為と違い、地域医療の現場では看護師が一人で状況判断を行わなくてはなりません。そのために必要な判断力や思考力も、学生たちには養ってほしいと思っています。
 また、実習のエリアも埼玉県東松山市を中心に幅広く準備しています。実習先も病院だけでなく、訪問看護ステーションや介護療養型医療施設など、さまざまです。こうした充実の実習環境も、本学の看護学科の大きな特徴と言えるでしょう。
 1年次には、埼玉県の歴史や文化を学ぶ「郷土論(埼玉学)」など、郷土を知るためのユニークな授業も用意しています。埼玉県は、全国のなかでも特に看護師不足が深刻な地域。今後、地元に根づいた看護師の需要は更に高まっていくはずです。
どのような看護師を輩出していきたいですか?
 現在、看護師が求められている場は、病院だけではありません。介護療養型医療施設や学校、フライトナースまで、看護師としてのキャリア選択の幅はどんどん広がっています。あらゆる場所で活躍できる知識と技術を兼ね備えた看護師を育てていきたいと思っています。
 また、これからの「超高齢社会」で実務にあたる看護師たちは、高齢者の方とのコミュニケーションも求められます。対面でのコミュニケーションを通じて患者さんの信頼を獲得するには、基礎的な教養も欠かせません。「社会人基礎力」を備えた人材こそが、これからの時代に求められる看護師像なのです。
どのような高校生に入学してほしいですか?
1期生となる受験生にメッセージをお願いします。
 まずは、看護に興味がある人、人間が好きな人に集まってほしいですね。話すことが得意とか苦手とか、そういったことは関係ありません。コミュニケーション能力は、大学の4年間でいくらでも養うことができます。話すことが苦手な人でも、「人が好き」という気持ちを持っていれば大丈夫。さまざまな人を受け入れる懐の広さが、この大学にはあります。
 看護師は、生死と向き合う仕事です。責任も大きいですが、赤ちゃんから高齢の方まで、人の一生に寄り添っていきたいと思っている人に、ぜひ看護の道をめざしてほしいと思います。