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Daito Global トビタテ!留学JAPAN、大東生の挑戦が始まる

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第6期トビタテ生になった鎌田健太郎さん

 平成26年第1期トビタテ生の藤本愛さん(英語学科・平成28年3月卒)、平成27年第2期トビタテ生の坂本桃子さん(国際関係学科・平成29年3月卒)に続き、5月下旬、第6期トビタテ生になった鎌田健太郎さん(中国語学科2年)が中国北京に向け出発した。

 平成25年12月に募集が始まった文部科学省官民協働海外留学支援制度トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラムに、これまで本学から前述の2名が留学した。この留学制度は現在、文部科学省特設サイトで公開中だ。少しでも海外に興味や関心がある場合、ぜひチェックして欲しい。きっと自分が変わる瞬間、そして何かが見つかるかもしれない。さらにYouTubeでは、文部科学省主催トビタテ!留学JAPAN壮行会のオープニングムービーが流れている。等身大の大学生がそれぞれの夢と決意を熱く語っている。

長拳に秘めた思い

 その夢の実現に向け、本学にとって3人目の快挙となる鎌田健太郎さんがトビタテ!留学JAPAN日本代表プログラムの切符を掴み取った。その鎌田さんは、中国武術のトップアスリートが集まる北京什刹海体育運動学校(中国北京市)で中国語及び武術太極拳の研鑽に専念する。武術太極拳とはカンフーとも呼ばれ、緩急自在な「太極拳」、素早いスピードで足技が多い「長拳」、力強い動きで発声する「南拳」を採り入れ、一定のルールの下で体系化したスポーツ種目となっている。その中で鎌田さんは「長拳」を得意とし、素手で行う「徒手」、しなやかな動きが特徴の短い武器である「剣術」、長い武器である「槍術」の選出として稽古に専心している。

北京市の地図を見る鎌田さん

 この努力の結果、第32回(平成27年)日本武術太極拳選手権【規定難度長拳】で優勝を飾ることができた。そんな折り紙付きの武術アスリートの鎌田さんにも悔しい思い出がある。小学1年の時、近所の武術教室に通い始めた。その時、複雑な動きを覚えることができず、何度も悔し涙を流したという。その涙が原動力となり、武術太極拳ではトップクラス入りを果たし、さらにトビタテ!留学JAPAN日本代表プログラムにも合格した。鎌田さんの目標は、卓球の福原愛選手のように中国語でメッセージを発信し、中国人に好感を与え、日中関係も好影響が与えられるようなトップアスリートになりたいという。ひょっとすると2024年夏季オリンピックでは、武術太極拳が正式種目になり、鎌田さんが世界の晴れの舞台に出場しているかもしない。ぜひ鎌田さんの世界レベルの演武をYouTubeで見て欲しい。

圓佛若菜職員への謝辞

 この夢の実現には周囲の貴重な協力もあった。自ら功夫(カンフー)も実践する山口直人中国語学科主任による教育研究的な支援、瀋陽師範大学大学院修了の圓佛若菜国際交流センター職員による中国全般に関する助言など好条件が揃った。トビタテ!大東生こと鎌田さんなら感謝の思いを胸に秘め、中国で待ち受ける幾多のハードルも乗り越えてくれることだろう。

 

 

 

自分が変わるとき、世界が変わる。夢の数だけ、志の数だけ、世界が待っている。さあ!トビタテ!大東生、その経験が未来の自信へ、そう!あなたが夢の切符を掴み取るときです。

第32回全日本武術太極拳選手権大会 【鎌田健太郎】

リンク先紹介

第1回壮行会オープニングムービー

第2回壮行会オープニングムービー

第3回壮行会オープニングムービー