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自分らしさこそ最大の武器!エアライン業界内定者のリアルトーク座談会(後編)

2020.01.07 / 5,793PV

大変だったことも、一つ残らず力になるから。納得できる結果が出るまでチャレンジ!

 

<自分らしさこそ最大の武器!エアライン業界内定者のリアルトーク座談会(前編)>の後編となります。未読の方は、前編からご覧ください!

 

 

「航空業界系列内定者座談会」もいよいよ後半戦。エアライン業界への就職活動中や、内定が決まるまでのエピソードの数々を、6人の4年生たちが語ってくれます。

 

<座談会の参加者 ※写真左から>

 

Sさん 大手航空会社の客室乗務職内定

Nさん 海外を拠点とするLCCの客室乗務職内定

Uさん 大手航空サービス会社の地上職内定

Mさん 大手航空サービス会社の地上職内定

Yさん 外資系航空向け空港サービス会社の地上職内定

Oさん 大手航空サービス会社の地上職内定

 

 

 

就活中、実際にやっていた準備や対策を詳しく教えてください!

◎ テーマのある写真や動画で自分の個性をアピール!

アドバイザー

最近は動画選考を導入した企業が増えてきていますね。30秒や1分など短い時間の自己紹介動画を用意しなければなりません。

 

Sさん

私が動画選考で気を付けたことは、1分間の中でゆっくり話すこと、丁寧に話すこと、目線、笑顔などです。面接でも姿勢や笑顔、相手と目をあわせること、話している面接官にむけて体を向けることを意識するので、同じようにして動画を撮りました。

 

Nさん

自己紹介の最初に大学名を言ったりしますが、私はそれよりも、真っ先に自分の強みやポジティブなことを短い間で伝えるようにしました。

 

 

アドバイザー

企業の個性と受ける人の相性があるので、きちんとマッチしたところに決まるのだと思いますね。エントリーシートにはどんな工夫をしましたか?

 

Oさん

私は、自由に表現できる欄には写真を貼りました。その時、変にいつわるのをやめて、いつもの私らしく、思い切り笑いながら、ハンバーガーをかじっている写真にしました。

 

Mさん

私は自分が単独で写っている写真がなくて、専門のスタジオに行って撮ってきました。11年間続けてきた吹奏楽の楽器との写真で、笑顔の一枚を貼りました。吹奏楽部を原点に成長してきたことを伝えたいと思いました。

 

Uさん

小学生から続けているバレーボールをしているところの写真を貼りました。これはチームの仲間に撮ってもらいましたが、シートに「私の笑顔はチームのビタミン剤です」と書きました。自分で言うのは恥ずかしいですが…(笑)

 

アドバイザー

いいですね、それぞれ自分らしさが伝わる一枚だと思います。その写真で何を見せたいかというテーマを作って、たたの写真ではなく自分を表現するツールとして活用していますね。

 

◎ 試験対策、どんな準備をしましたか?

Sさん

面接対策としては、エアステージという業界紙に「過去にこんな質問がありました」という例題が出ているので、この質問集を全部言えるように対策しました。キャリアセンターの面接練習会にも、参加しました。

 

Mさん

私は自分でエアライン業界の就活イベントを調べて、面接のコツを、外部の講師の先生方から聞けるイベントなどに参加しました。

 

Uさん

JALやANAなど、企業の関連図書を読みました。本から共感したことをまとめておいて、面接で言える機会があったら発言できるように準備していました。企業が出している本を読むと参考になりますね。それに、私もエアステージの過去問や、アドバイザーのくださった質問集をまとめて、キーワードを書きだし、自分の言葉で言えるように練習していました。

Nさん

よくある質問ではなくて、「あなたを家電に例えたら何?」「動物に例えたら何?」などユーモアのある質問が来ることがあって。気を抜いた時に聞かれても、ユーモアにもとっさに対応できるように、一問一答のノートを書いて、隙間時間に繰り返し見ていました。ちなみに私を家電に例えたら、電子レンジと掃除機。掃除機は、「何でも相手のいいところを吸収したいから」で、相手にプラスに感じてもらえるような面白い回答を考えていました。

 

Yさん

英語の対策として毎月TOEICの勉強をしていました。私の所属ゼミでは、毎月受けるのがノルマだったので、結果的にそのまま筆記試験で役立ちました。

 

Oさん

筆記試験はSPIの問題集を買って、面接対策はキャリアセンターで、アドバイザーに面接の練習をしていただき、ためになりました。

 

アドバイザー

キャリアセンター主催の面接トレーニングや、グループディスカッショントレーニングなどがあります。皆さん、参加していましたね!面接では履歴書とエントリーシートなど提出した内容について深掘りして聞かれることが多いです。自分が書いた内容について見直しておくといいですね。また、「その企業らしさ」を感じる質問や、競合する企業との違いについて聞かれることもあるので、研究してとおくといいですよ。

◎ 面接やグループディスカッションで意識したことは?

Nさん

靴をピカピカに磨いておくこと!エアラインの人はカッチリしているのですが、面接の前に、受ける他の人たちと話せる時間があって、あえて一緒に明るく楽しむことにしました。倍率が高いので明るく元気に、誰よりも目立つことを心掛けました。私は「声が大きい」と言われてもポジティブにとらえています。

 

Uさん

笑顔は基本だと思うので、他の人が話しているときの自分の表情に気を付けました。うなずいたり、聞いているよ、という姿勢を見せたいと思いました。

 

Mさん

面接では準備した内容を暗記しがちなので、たとえば「部活動で成し遂げたこと」について聞かれたら、台本通りではなく、その当時のことを思い出すと自然と笑顔が出ました。集団面接で一番目になったときは、面接官に一番最初に印象付けられるチャンスと思って気合を入れました。

 

Yさん

面接に限らずなのでしょうが、コートを脱いでから建物に入るとか、靴を磨くとか、面接会場へ案内してくれる人にも相手の目を見て挨拶をするよう心掛けていました。

 

Oさん

グループ面接では時間の枠があるので、他の志願者が長めに話していることがあっても、「1分でお願いします」と言われたら自分は絶対に時間を守ろうと決めていました。少し短めかなと思うぐらいに話しても、興味があれば面接官の方から「それはどういうこと?」と聞き返してくれます。最初の頃は雰囲気にのまれて、無理だと思ったこともありましたが、就活でいろいろな業界の人と接していくうちに開き直って、自分は自分だと思えるようになりました。いろいろな人がいるので面接が始まったら自信がなくなりそうなときも、自分はできるできると思い込んで臨んでいました。

◎ 内定をもらったとき、フィードバックがありましたか?

Sさん

内々定の電話をいただき、そこでフィードバックをいただきました。「清潔感、凛とした印象、前向きに学ぶ姿勢が強みかと思いました。」といった内容でしたが、後から郵送でいただいた通知書でも、文章で詳しいフィードバックをいただきました。礼儀正しく謙虚さがあるなど、コメントがありがたかったです。

 

Oさん

フィードバックでは「この会社に合っていると思う。元気で気合が伝わってきた」とコメントをいただきました。また、別の企業になりますが、面接で「テーブルの上にバッグを置いてください」と言われたときに、それに抵抗があって、下に置いていいですか?と聞いたら上でいいですと言われたので、はたいてから置いたんです。というのは、金融業界を受けているときに、「誰かの家に上がるときに外で持っていたバッグは置く前にはたくか、風呂敷を敷いた上に置く」ということを習ったためなのですが、そのことを覚えていてほめてくださいました。

 

 

最後に、後輩へのアドバイス、メッセージをお願いします!

Sさん

ぜひ、納得いく結果が出るまで頑張ってほしいということです。私は第一志望の会社にエントリーシートの時点で落ちてとても辛かったけれど、残っている会社をあきらめずに最後まで走り抜こうという気持ちで頑張ってきたので、就活がスタートしたら、皆さんにも納得のいく結果が出るまで、最後まで走り抜いてほしいです。

 

Oさん

就活が始まると、1日にいくつも面接や説明会に行かなければいけないなど、「第一志望じゃないのにどうしてこんなにやらなきゃいけないんだろう?」と思ったこともありました。でも、いろいろな人に会えるし、話せるし、自分が足を運んだだけ無駄なことはありません。全部自分のためになると思って頑張れば、よい結果が得られると思います!

 

Yさん

私は周りの人が内定をもらっても、割とマイペースでポジティブでいられました。周りの人が決まっても自分は自分ですし、「まだ自分にあった仕事に出会っていないだけ」と思っていました。マイペースさも大事にしてくださいね。もう一つ、私は海外と接点のある仕事がしたい、国際色豊かな仕事がしたいということを軸に就活をしていましたが、皆さんも自分のコレがしたい!という就活軸をしっかりもっておくことが大切だと思います。

 

Nさん

最初、私は大手に行きたいと思っていたので、大手航空会社のエントリーシートが落ちたときはメンタルが辛かったです。それでももう一回頑張らなければいけないと、ほとんどの航空会社にエントリーシートを送り、SPIを受けました。そうしてどんどん受けていくうちに、もしかしたら私はこの会社にあっているかもしれないとか、ここの社員の方と一緒に働きたいなと思ったり、ポジティブな気持ちになっていったので、いくら心が折れても何回も何回も挑戦していってほしいと思います。がんばってください!

 

Uさん

就職活動をしていると孤独になりがちです。私も自分だけどうして落ちるんだろうと自信がなくなっている状態で、エアラインの面接に臨んでいました。でも、その面接の前には、一生懸命エントリーシートを書いたり面接練習をした自分がいるんだと思うようになって、頑張った自分を信じて面接を受けられました。本当に行きたいと思っている会社だったら、自然と心からの言葉がでてきたり、言葉に詰まらず会社のいいところを伝えられ、面接官とキャッチボールするように面接に望めるようになります。自分を信じていきましょう。

Mさん

最後まであきらめないこと。私はキャビンアテンダントとグランドスタッフを受けていましたが、キャビンアテンダントは書類落ちしました。それでも就活は終わっていないし、落ち込んだけれど前向きにまだ残っている会社を一生懸命やろうと思いました。就活中は本当に精神的にきつくなるので、周りの人に頼っていいと思います。一人で抱えると辛いことも、気分転換して友達と遊んだり、一緒に面接の練習をしたりして周りに頼ることも大切だと感じました。いま、振り返ると、就活は学生生活の中で自分を一番成長させてくれたことだったのではないかと感じるのと、周りの人への感謝でいっぱいです。

 

アドバイザー

一人ひとり個性がいろいろあるので、こういう人が受かるというルールはありません。ちゃんと自分らしさを出せればいいんじゃないでしょうか。今回登壇した中には同じ企業からお二人内定をもらっていますが、まったく違うタイプですし、それぞれの良さを認めてもらえる企業に決まったのだろうと思います。

 

貴重なお話、ありがとうございました!

座談会の後には、個別に質問したい学生たちが先輩を囲んで、聞き足りなかったことを直接聞いていました。

 

キャリアセンターが主催する就活関連のイベントは頻繁に行われていて、今回の「航空業界内定者座談会」のように皆さんの就活に必ず役立つ内容盛りだくさんです。

たとえば、プロのカメラマンとスタイリストを講師に招いて、好印象を与えるメイク方法や表情の作り方など実践的に教えてくれる「外見力アップ講座」や、履歴書やエントリーシートの書き方、面接対策などや、公務員や金融業界、IT業界などといった、業種別に特化したガイダンスなど就活中でなくても興味深く聞けそうなテーマで行われます。

 

お気軽に、板橋キャンパス1号館の2階のキャリアセンターへお立ち寄りくださいね!

◎ 就活サポートはキャリアセンターにおまかせ!

 

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