# CULTURE

まんなか学部 100周年特別企画 第4弾 自分自身が一番に楽しむことで伝えたい、同志への熱い想い

2020.10.28 / 1,704PV

2023年の創立100周年を記念して、本学をまんなかから元気にアップデートしていく〈まんなか学部*100周年特別企画〉。第4弾は全學應援團(リーダー部、チアリーダー部)およびスポーツ大東編集部を加えた2つの部活をピックアップ。ふだんはスポーツ系の部活の応援と取材を中心に活動している彼らに、部活動の苦労とやりがい、応援や取材の際に心がけていることを語っていただきました。
 
*まんなか学部:本学の新タグライン。「真ん中に文化がある。」を体現するプロジェクト。

プロフィール

●齋藤 安希子(さいとう あきこ) 全學應援團 責任者

スポーツ・健康科学部 スポーツ科学科4年 山形県立山形中央高等学校 出身

 

●三森 和磨(みもり かずま) 全學應援團(リーダー部 責任者)

文学部 中国文学科2年 私立常葉大学附属菊川高等学校 出身

 

●高橋 芹奈(たかはし せりな) スポーツ大東編集部 編集長

法学部 法律学科3年 栃木県立足利女子高等学校 出身

応援団のカッコよさ!チアのキラキラ感☆大学バレーの魅力

左:齋藤安希子さん 右:三森和磨さん(全學應援團)左:齋藤安希子さん 右:三森和磨さん(全學應援團)

──応援団といえばかつては硬派で強面なイメージがありました。今はどうなのでしょう。

三森和磨さん(以下、三森):いつも学ラン姿で怖い印象を与えがちですが、話してみると面白い人ばかりです。ただ、恰好もパフォーマンスも派手なので、人前に出たくない、という人からは敬遠されがちなのも事実、入部希望者はけっして多くはありません。

 

──そんなリーダー部に三森さんが魅せられたきっかけとは?

三森:高校までの14年間、空手一筋に打ち込んできたので、大学入学という大きな節目を機に新しいことに挑戦したいと考えていました。入学式で、約3000人の新入生を前に堂々と演舞する応援団を見た時に、「これだ!」と確信し、即入部しました。

 

──学ランもとてもお似合いですが、女子から見ていかがですか?

齋藤安希子さん(以下、齋藤):「大学生でも学生服を着るんだ!?」という驚きで、カッコいいというよりはめずらしさが先でした(笑)。

高橋芹奈さん(以下、高橋):私は自分でも長ランを着たかったので、応援団には憧れを抱いていました。「女子の応援団もカッコイイ」と。ただ練習が大変そうだし、入学当初は実家の栃木から通っていたのであきらめました。

 

──ちなみに女子学生の入部も可能なのですか?

三森:過去にもいましたし、まったく問題ありません。男女問わず大歓迎です(笑)。

 

──齋藤さんが全學應援團(チアリーダー部)を選んだ理由をお聞かせください。

齋藤:私も大学で心機一転、新しいことを始めようと考えていました。新入生対象のお友達企画に参加した際に、同じ班にチアリーダー部の先輩がいらしたのですが、そのジャージ姿が可愛かったのと、なによりすごくキラキラして見えたので体験入部しました。

 

──未経験の不安はありませんでしたか?

齋藤:ほとんどの先輩が大学からチアリーダーを始めていたと聞いて安心しました。運動部の応援はもとより、チアリーダー部としての競技大会もあることを知り興味が増しました。

 

──齋藤さんはスポーツ・健康科学部ですが、ご自身でも運動をされていたのですか?

齋藤:小さい頃は水泳を習っていましたが、部活は小中高一貫して吹奏楽部でした。吹奏楽部は運動部の応援にも同行するので、応援と観戦の両方を楽しむことができます。チアリーダーも同じですね。

 

──高橋さんがスポーツ大東編集部へ入部した動機は何ですか?

高橋:高校生の頃から大学バレーが大好きだったので、大学生になったら何かしらのかたちで関わりたいと思い入部しました。当初は「バレーボール部しか取材しません」と選り好みしていましたが、今ではさまざまな部活の取材を行っています。

 

──高橋さんが感じる大学バレーの魅力はどんなところでしょうか?

高橋:たとえばプロと違い、低い身長の選手もたくさん活躍しています。高校生ともプロ選手とも違う独特のアマチュア感が好きで、観ていて面白いです。

 

──編集部に入部後、バレーボール以外で注目した競技は何ですか?

高橋:駅伝です。正直なところ、以前はあまり関心がありませんでしたが、取材を通して選手の裏側を知るうちに、「この選手、頑張っているな」とか、選手本来の良さがわかってきて、今では陸上競技などにも注目しています。

応援や取材をするうえで心がけていること

高橋芹奈さん(スポーツ大東編集部)高橋芹奈さん(スポーツ大東編集部)

──皆さんにとって共通の大舞台といえば、やはり箱根駅伝になりますか?

三森:はい、じつは私はまだ未体験ですが。

齋藤:私は1年生と2年生の時に応援に行きました。

 

──移動しながらの応援ですね。

齋藤:まずスタート地点では他大学の応援団とともに位置につき、選手が走り出したらすぐバスに乗り込んで移動します。箱根のゴール地点付近でリーダー部と共にエールを送るのですが、私たちの応援は本学のチームのゴールに留まらず、他大学も含めすべての選手がゴールするまで声援を送り続けます。そして次の日も早朝の箱根から東京のゴールまでエールを送るーそれが箱根駅伝の応援です。

 

──編集部では何人くらいで取材に当たるのですか?

高橋:駅伝は全員体制です。3グループくらいに分かれ、一人で2、3区間受け持ちます。

 

──駅伝に限らず母校への応援の熱い気持ちは同じだと思いますが、応援するうえで心がけていることは何ですか?

三森:部活ごとに応援スタイルが異なるのでそれぞれの形式に則って演舞しますが、それだけでは意味がありません。「勝ってほしい」という気持ちをこめてこそ、真の意味での応援になると思います。

齋藤:私は「自分自身が一番に楽しむことが何よりも伝わるのでは」と信じて応援しています。観客の方と同じ気持ちです。するとどんどん楽しさがこみ上げてくるので、その気持ちを全身で伝えています。

 

──高橋さんが取材するうえで心がけていることはありますか?

高橋:選手が話しやすいように、その場の空気感や、声のトーン、また段取りなども気をつけて臨むようにしています。

 

──無口な選手や口下手な選手からコメントを引き出すコツは何でしょう。

高橋:私はコーヒーチェーン店でアルバイトをしているのですが、そこではじつにさまざまなタイプの人に出会います。そんな多様性に富んだ人とのふれあいからコミュニケーション能力が高められ、取材時にも活かされているのだと自覚しています。逆に、取材で得た経験やスキルをバイト先で活かしたり、そんな相乗効果を感じています。

 

──リーダー部にとっての苦労とやりがいはどんなところにありますか?

三森:朝早くから県外の応援に駆けつけたり、部員との意思疎通など難しい点はありますが、応援や演舞が終わった後に選手や観客の皆さんに喜んでもらえた時はやりがいを感じます。

 

──感謝や労いの言葉をかけていただくこともあるのですね。

三森:はい。板橋区民祭で演舞させていただいた時に、観客の方から声援をいただいた時は嬉しかったです。「和磨」と名前を呼ばれました。最近では応援団自体がめずらしいのか、年配の方にはとくに喜んでもらえます。

 

──齋藤さんは現在、全學應援團(リーダー部とチアリーダー部)の責任者を務めていますが、4年におよぶ部活動でご自身が成長したと思えるのはどんなところでしょうか?

齋藤:「自分で考え、行動する」主体性が身についたと思います。技術面ではコーチのご指導を受けますが、ふだんの練習は学生が中心で、構成も部員たちで決めます。そのためには提案力、構想力を磨き、練習の段取りなどを本番から逆算して組み立てなければなりません。課題を洗い出し、役割に応じてメンバーと相談し、計画を練って目標を定めていきます。全學應援團に入っていなかったら、このような経験は得られなかったかもしれません。また、仲間を大切にすることもあらためて学びました。

大東生の“真ん中”から母校のアスリートへ送るメッセージ

──自粛期間中に気づいたことや、責任者として部員へ発信したことはありますか?

三森:今は直接応援に行かれない状況ですが、応援団というのは、その場で声を出して応援するだけではなくて、何か困っている人のお手伝いをするとか、そんなボランティアに似た活動も応援のかたちなのかな、と思いました。

高橋:ほかの部活と比べると、スポーツ大東編集部の活動は継続しています。「スポーツ大東(7月号)」の発行は迷いましたが、非接触の企画(在宅で新聞作成)を立案して誌面を組みました。部員へは、感染予防の徹底を呼びかけたほか、オンラインで取材する際の気遣いなどを伝えています。

 

──大会の中止や試合形式の変更を余儀なくされる中、運動部では、感染症対策を施したうえで活動を再開しています。そんな運動部の生の声を伝えるため、特別強化運動部の取材を組んでいます。母校のアスリートたちへ、ふだんから大東生の一人としてエールを送っている皆さんからメッセージをお願いします。

三森:練習でも合宿でも試合でも、悔いが残らないよう、今持っている力を存分に発揮してほしいです。状況が良くなり次第、いつでも応援にかけつけられるよう、リーダー部でも日々練習を重ねているので、同じ大東生として頑張っていきましょう。

齋藤:チアリーダー部は自分たちの競技もあるので、立場的には運動部の選手に近いかもしれません。いつも通りの活動ができないもどかしさはあると思いますが、これまで一緒に練習してきたのだから、これからも気持ちは通じ合えるはずです。自己管理はもとより、周りの仲間も大事に思い合って、この大変な時期を乗り越えていってください。

高橋:ラグビー部と陸上競技部〈男子長距離〉は、日々の練習の成果を思う存分発揮してください。スケート部は、なかなか取材に行かれませんが、皆さんの活躍は耳にしているのでさらなる飛躍を期待しています。男子バスケットボール部は、昨年のインカレの準決勝で最後の数秒で負けてしまったことが、取材をしていた私の脳裏にも焼きついています。今年こそ「優勝を!」と期待しています。テコンドー部は、オリンピックをはじめ世界を目指している人も多いと思うので、引き続き注目しています。スポーツ大東編集部を代表して、皆さんのご健闘をお祈りしております。

 

(了)

 

※この取材は、新型コロナウイルス感染予防対策を施した上で行っております。
取材日:令和2年9月1日

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