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中国語学科

安徽財経大学・黄偉先生の研究発表について

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黄偉(Huang Wei)先生の研究発表が語学教育研究所にて行われました。

2018年6月17日(月)、語学教育研究所客員研究員の黄偉先生により「日本語と中国語における否定疑問文の意味機能に関する日中対照研究」というテーマで研究発表が行われました。

黄偉先生は日本語学科教授田中寛先生との共同研究を目的に、本学で1年間研究を行っています。

 

発表要旨

「お怪我はありませんか?」のように、日本語の否定疑問文は、勧誘機能と丁寧な問い掛けの意味を持つ。これに対し、中国語では、形式的に対応する否定疑問文“没摔伤吗?”は、勧誘機能を持たないだけでなく、失礼な印象を与えることもある。本発表では、日本語と中国語における否定疑問文の用法を考察する上で、両者の異なる意味機能の特徴と原因について分析する。また、“摔伤了吗?”“摔伤了没有?”のように、ある程度日本語の否定疑問文に対応する中国語の肯定疑問文や反復疑問文についても分析し、日中両語の語用機能の相違点を考察する。

 

黄偉先生

中国安徽財経大学文学院日本語学科専任講師、日本語学科副主任

大東文化大学語学教育研究所客員研究員

 

安徽財経大学について

https://www.spc.jst.go.jp/education/univ/univ_324.html

 

安徽財経大学公式HP

http://www.aufe.edu.cn/