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日本語学科

日本語学科・学科講演会「琉球列島の言語・文化多様性とその危機」を開催しました

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琉球方言の子音の多様性について説明する狩俣先生

Ethnologueという資料によると沖縄には日本語と異なる11の言語があるとされています。6月21日の学科講演会では琉球大学教授の狩俣繁久先生を講師にお迎えして、沖縄の言語的な多様性についてお話をうかがいました。沖縄の言語は今から1000年以上前に当時の日本語から分岐し、音韻、語彙、文法など様ざまな点で「言語」とみなすことができるほどの独自の体系に発展しました。そのような沖縄の言語的な多様性も時代の流れとともに失われつつあり、言語維持や方言教育・少数言語教育が大きな課題です。