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「大学生のための県内企業魅力発見事業」報告・問題解決学Ⅰ(3・完)

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 「問題解決学Ⅰ」(キャリア特殊講義)は「埼玉県内の企業参加によるPBL型授業」の2年生版です。細田咲江先生(株式会社ベネッセi-キャリア担当講師)の指導の下、サンメンバーズ株式会社の「新規事業開発プロジェクトチーム」に配属された30名の二年生が、高橋祐介社長から提示されたミッション(課題)に取り組みます。第三回報告では、三次(最終)提案のようすをレポートします。

最終提案の前に

 二次提案でわかったのは、すべてのチームに提案の内容を伝えるための「プレゼン力」が不足しているということでした。12月9日の授業では、細田先生より「プレゼンテーションの心構え」「プレゼンのテクニック」「資料作成のポイント」等、「分かりやすく、聞き手の心を鷲づかみにする」プレゼンテーションの技法が伝授されました。

 翌週16日には、本番さながらの緊張感をもってリハーサルを行い、12月23日の最終プレゼンに備えました。

最終提案(12月23日)

 12月23日11時より、60周年記念図書館のAVホールを会場に、5つのチームが、高橋社長を前に、最終提案のプレゼンテーションを行いました。トップバッターは「情熱きびだんご」。以下「BIG UP」「GUTS」「パイナップル エグゾディア」「Nougat de Montelimar」の順番で進行しました。

 リハーサルをしっかりと行っているせいでしょうか。堂々とした態度と、二次提案では見られなかった明解で説得力のある主張には、前期の「社会人インタビュー」を終えたときに垣間見えた“自信”とはまた違った“飛躍的な成長”の兆しを感じることができました。

 他のチームのプレゼン内容について積極的に質問をする姿も印象的でした。建設的な相互批判をともなうチームワーク力の成果を見せ付けられているようで、とても嬉しい気分になりました。

 発表順に、プレゼン資料とプレゼンのようす、そして、それぞれの提案に対する高橋社長のあたたかく的確な講評を掲載します。

 

T-情熱きびだんご『安心の送迎サポートサービス』   

高橋社長のコメント

 高齢者ドライバーによる交通事故が、世間を賑わしている。交通事故を考えれば、できれば運転したくないのが人情。だが、電車やバスが不便で、クルマを失った瞬間から、日常の生活に支障をきたすという地域も少なくない。そうした地域の高齢者がもつ悩みに切り込んだことは、なかなか評価できる。

 年齢別の事故死亡者数も明示され、分析もしっかりなされている。プレゼンに関しても、冒頭、問題を聴衆者へ問い掛けるなどの工夫が凝らされていた。

 タクシーは距離でメーターが上がるから、乗りながらメーターが気になる。顧客の安心感に配慮して料金を時間で設定している点にも工夫か感じられた。タクシーなどの既存の交通手段との違いやメリットをもう少し具体的に検討し、明確に打ち出すことによって、もっとインパクトのある提案ができたのかもしれない。「緑ナンバー」の制約も考慮する必要がある。よく頑張ったと思います。

T-BIG UP『高齢者学校の設立 ~生活支援シニアスクール~』

高橋社長のコメント

 統計を元に、具体的な数字を活用したり、元気な高齢者の健康志向をキャッチするなど、問題設定の根拠がわかりやすかった。表面的で目に見える問題だけでなく、「学びたい」「貢献したい」「喜ばれたい」という人の本質的な欲求を捉えてなされた問題提起と、その対策は、目の付け所がなかなかgood!

 老いると生活の範囲が狭まり、出会いの機会が少なくなる人が多くなる。特に、仕事ばかりしてきたビジネスマンには、その傾向が強いのかもしれない。単に、学ぶだけでなく、日直や委員会など、参加者に役割が割り振られるのもよい考えだ。自分が必要とされているという充実感が生まれ、楽しい雰囲気が醸し出されることでしょう。

 生活支援シニアスクールには、発展性があると思う。具体的にどんな「授業内容」なのか掘り下げてみると、もっとイメージが湧きやすかったと思う。

 元気な高齢者には、意外と活動的で、スケジュールがぎっしり詰まっている方も多い。公共施設でも、シニア向けのさまざまな講演会や勉強会が開催されている。そうした中にあっても、高齢者が参加したくなるような魅力ある独自性をもっと出せるといいと思う。具体的にどんなことを学びたいのか、教えたいのかなど、話し合ってもいいかもね。よく頑張った!

T-GUTS『食のデリバリー事業』

高橋社長のコメント

 食への欲求は誰にでもあるもの。一人より二人、家族みんなで、しかも自宅で食事ができる喜びを実現したいという発想は、なかなか面白い。当社の事業エリアを東松山に広げて事業展開するという設定に当てはめ、当社の会員リストなど既存の資産を活用した事業を考えたのは、あっぱれ。実現の可能性を探るために、実際にホテルを訪れ、インタビューしていることにも、積極性を感じた。

 「子どもから親への非日常の提供」というのも、実に面白い発想である。同業者の情報を検討した上で、シェフ派遣という当社の独自性を表現している点にはインパクトを感じた。

 せっかく考えた事業なので、今後、多くの人に「実際にこのサービスを利用してみたいか」などの調査をすることにより、バージョンアップすることが期待できるだろう。事業は、作って終わりではなく、継続させるために、変化・進化させ続けなければならないからである。「もっと他に何かないかな?」と、常に疑問を持ちながら、さらにブラッシュアップしてください。

 親孝行して、親も子どもも孫も、喜んでいる顔が想像できるなかなかいい感じの事業発表でした。「喜びの共有」という表現もよかったよ。ありがとう。

T-パイナップル・エグゾディア『在宅看護サービス』

高橋社長のコメント

 「2025年問題」を前に、在宅医療への転換が国の急務である。しかし、そのための十分な対策が取られていないのが現実。その意味で、在宅看護サービスに目をつけたことは、大いに評価できる。病気になったら病院へ行けばよいと短絡的に考えず、それだけでは解決できない事実をしっかり捉えての事業計画はなかなかgoodです。

 既存の訪問介護や訪問看護は、介護保険や医療保険により賄われているが、その額が急激に増加し、国の財政を圧迫している。地域包括ケア体制でいかにカバーできるかが、今後の国家的課題である。

 簡単に解決できる問題ではないが、この問題に興味を持ち、新規事業として纏め上げたことは、よく調べて勉強した証です。大いに評価します。身内に在宅療養している人がいないと、なかなか気付かないような事柄にも配慮が行き届いているのには感心した。

 費用・サービス内容を含め、自分に置き換えて具体的に考えていってください。例えば、保険対象でなく自費になるが、旅行に行きたい要介護者に看護師が同伴して旅行を実現させるといったサービスもある。高額になっても払える人はいるものです。よかったよ。

 2017年2月1日に『熊谷中央訪問看護リハビリステーション』を開設します。2018年開設予定の大東文化大学の看護学科との連携も考えてみたいものです。

 

T-Nougat de Montelomar 『ライフサポートサービス―あなたの生活に寄り添いたい』

高橋社長のコメント

 そうなんです。年を取ると、今まで当たり前にできたことができなくなる。それをお手伝いするビジネスは、多種多様。一方的な支援でなく『一緒に』という発想は、素晴らしい。不自由だからといって、何でもやってあげてしまっては、自立はできない。「『一緒にやろう』は面白いね!」と、目を引くことになるだろう。

 プレゼンの中で、みんなが声を合わせて「あなたの生活に寄り添いたい!」と言うなど、チームワークのアピールもいいね。また「社長!」や「高野君どうですか?嬉しいですか?」と語りかけるなど、恥ずかしがらず、プレゼンを工夫しているのもいいね。

 ライフサポートというと何でもできるが、何でもできるとアピールしても、目に留まらない。「こんなお困りが解消できるよ!」と具体的に提案することで、本当に困っている人が寄ってくるはず。

 今回の内容以外に、どんなことができるかと思案するよりも、むしろ「何に困っているのか」「何をして欲しいと思っているのか」を探ってみたらどうでしょう。きっと、もっと面白いビジネスのアイディアが生まれるはずです。なかなかよかったです。

審査結果および講評

 

 「今回のミッションへの取り組みを通して、高齢社会の実態や、高齢者への配慮を学んでもらえたことが最大の成果であると思う」。サンメンバーズ株式会社の「資産」と「思い」を活用した、独自性のある提案をもとめたが、すべてのチームがその期待に応えてくれたことに感謝をしたいと、高橋社長。

 高橋社長が「最優秀」に選んだのは「食のデリバリー事業」を提案したGUTS。「誰を喜ばせたいのか」「誰を元気にしたいのか」「そのためにはどんなことをやればよいのか」。対象と方法が具体的であるかどうか、提案内容の向こうに顧客の「笑顔」が見えるかどうかを基準に選考したと言います。「喜びの共有」をキーワードにしたGUTSの提案は「親孝行して、親も子どもも孫も、喜んでいる顔が想像できるなかなかいい感じの事業発表でした」(高橋社長)。

 

 高橋社長による審査結果の発表の後、最終プレゼンをご参観いただいた方々を代表して、埼玉中小企業家同友会の久賀きよ江代表理事から最終報告についてご講評いただきました。久賀代表は、発想力のすばらしさのみならず、「若い学生が『これだけ高齢者の気持ちになれる』こと、『高齢者と共に』という意識をもってやってもらえることに感動した」と言います。「高齢社会を自分たちのこととして考えられる『やさしい気持ち』を知ることができ「将来は明るい」と感じた」と、講評を結びました。

 当日は、久賀代表理事(株式会社メガネマーケット代表取締役)の他、埼玉中小企業家同友会事務局の田ノ上哲美主任、埼玉県産業労働部就業支援課の石井悠史主査、株式会社メガネマーケットの島田恵子氏、株式会社武蔵浦和会館代表取締役の小杉英介氏、合格通り司法書士事務所の坂本武蔵氏、P・R・Oコンサルタンツ労務管理事務所の和泉紀子氏にもご参観いただくことができました。

最終授業で(2017年1月20日)

 新年1月20日は、問題解決学Ⅰの最終授業。「学生の投票による優秀賞」が発表されました。投票による第1位も、GUTS。細田先生から、全員に「努力賞」が贈られました。

 

 最終報告終了後、高橋社長から学生に宛てて「感謝と激励のお言葉」を贈っていただきました。以下に紹介しておきます。

 

 10月、みなさんに初めて会った時の印象は、目の輝きが違うなというものでした。私のつたない話を一所懸命聞いてくれて、感謝です。どんなことでも、一所懸命に取り組むと、いい事があるものです。一所懸命取り組んでいると、必ず見ていてくれる誰かがいて、本当に困った時に、誰かが必ず助けてくれる。不思議なことで、私には、事ある毎に、神風が吹いてくれます。

 みなさんは20歳。これから苦しいことや辛いことが、たくさんあるかもしれません。大変なときだからこそ、誰かに「喜んでもらいたい」「貢献したい」と考えてください。苦しいときこそ、人のために尽くす時間を作ってください。心が洗われて、元気が出てくるものです。

 今回、縁あってみなさんと会うことができました。私にとって、とっても貴重な出会いでした。大した事はできないが、何か悩んだり、困ったことがあったら、気軽に相談してください。来年の今頃は、就職活動がはじまっていることでしょう。面接やその他、どうしたらいいか悩むこともあるでしょう。希望の内定がもらえず落ち込むことがあるかもしれません。そんな時、私なりのアドバイスができると思います。たった4回の出会いでしたが、もう友達のつもりです。お兄さんと言うほど若くないですね。52歳だからお父さんか。

 それぞれの発表はとても素晴らしかった。甲乙つけがたい内容で、順位をつけるのに困りました。今回のように、社会人になっても、常に問題意識をもち続けてください。ビジネスというものは「誰かの『困った』を解決すること」「誰かに幸せになってもらうこと」だからです。その誰かを間違わないで、真剣に考えれば、手法はいくらでも湧いてきます。自分で分からなければ、誰かに聞けばよいのです。

 今は先生を含め、友達をたくさんつくってください。私のようなビジネスマンに会う機会をたくさんつくってください。きっとその出会いが、みなさんを幸せに導いてくれるはずです。

 短い時間でしたが、本当に有難う。楽しかったです。では、成長した皆様にいつか会えることを期待して。See ya, then.

 高橋社長の「感謝と激励のお言葉」への返礼と、4ヶ月に及ぶ熱心なご指導への感謝の気持ちを表すために、学生全員から高橋社長に「感謝状」を贈ることになりました。学生たちは、最終プレゼンまでの道程を振り返りながら、高橋社長への思い思いの感謝の言葉を綴っていました。

まとめ

 前期「企業の研究」で「社会人インタビュー」を体験した学生たちによる本格的なPBL。この4ヶ月の試行錯誤の中で、何を感じ、どんな気づきを得ることができたのでしょうか。

用紙一杯に書き込まれた学生の感想の中に探ってみました。

◆1人1人に「チームに貢献しようという気持ち」がないとよいアイディアは思いつかないということを身をもって感じた。

◆自分で自分の限界を決め込んでしまわずに、新しい世界に半歩ずつでもいいから踏み出す勇気、多角的に物事を見、判断する眼、そして最後までめげずに持続する強い姿勢、この授業を通じてこられを身につけることができたように感じ、以前よりも確実に成長できたと確信しています。

◆自分がどんな仕事をしたいか、どんなことをすれば働くことの意義を見だせるかが、授業を通じてなんとなく理解できてきたように感じています。

◆一つの事業を少しだけでも認めてもらうのはたいへんなことだということを思い知らされた。提案するまではよくても、「なぜそれを提案するのか」等「なぜ」の部分を他者に説明することの難しさを痛感した。

◆時間厳守(スケジュール管理)が、チームのパフォーマンスにどれほど大きな影響を及ぼすかを思い知った

◆これまで話し合いの場で自分の意見を言うことはほとんどなく、誰かの意見に従ってばかりでした。自分がいなくても話し合いは進むし、一人くらい意見を言わなくても全体が困ることはないと思っていました。しかし、この授業の中で、一人一人の意見がすごく大事だということを感じ、他人の意見に積極的に反応することからはじめました。そうするうちに「皆で話し合いたい」という気持ちがどんどん強くなっていきました。

◆正直なところ、個人でやったほうが楽だし早く進むと思っていた時期もあったけれど、チームになると自分では思いつかないアイディアが不思議なくらい出ることに気づき、また細田先生や高橋社長に褒められれば皆で喜び、ダメ出しされたときには皆で反省をする共同感覚を体験してからは、チームでの活動に遣り甲斐や楽しさを感じるようになりました。

◆この授業に参加するまでは、働くことにマイナスのイメージばかりもっていました。しかし、今回、皆で新規プロジェクトを一から作り上げる遣り甲斐、面白さ、達成感を知ることができ、働くことが楽しみになってきたし、遣り甲斐のある仕事を見つけたいと思うようになりました。これからは、高橋社長から学んだ「誰を喜ばせたいか」を念頭に行動をしていきたいと思います。

◆これまでは人前で行動することや発言することを避けてきた。この授業に出るようになってから、自分に自信がもてるようになり、ボランティアに参加したり、語学の検定もたくさん受けた。努力すれば結果がきちんとついてくることへの喜びを忘れず、これからも何事にも積極的に取り組んで行きたい。

◆皆の前で意見を出すことや発表が苦手でした。この授業で、他人の意見を聴いて「違うかもしれない」と思ったときにも、黙っていずに、意見を出せるようになりました。

 「チーム振り返りシート」には「講座時間外でのミーティング回数と時間」を記す欄があります。回数・時間ともに最高は、パイナップル・エグゾディアの「19回・57時間」。最優秀のGUTSは「12回・8時間」。ヌガー・ド・モンテイマールが「10回・20時間」。BIG UP「7回・19時間」。情熱きびだんごが「8回・10時間」となっています。

 「チーム評価シート」に目をやると、4ヶ月の取組の中で、チーム・メンバーの強みや弱みが相互に的確に捉えられていることに驚かされます。個人振り返りとして「講座時間外個人ワーク時間」を記す欄があります。半数が10時間から15時間程度。しかし、57時間、45時間、40時間、30時間が、それぞれ1名ずついます。「ローマは一日にしてならず」。最終報告での堂々としたプレゼンの根柢には、一人一人の学生による努力の積み重ねがあったのですね。チームで取組むことの絶大な教育効果を、今さらながら思い知られた次第です。

 今後、この授業に参加した学生たちが「Active Learning」を牽引する学生リーダーとして学内外のさまざまな場面で活躍することを期待したいと思います。

 「問題解決学Ⅰ」を終えた今、「企業の研究(社会人インタビュー)」の最後の授業における細田先生の言葉をあらためて想起してもらいたいと思います。

 「生涯、満足できる社会人生活を送るためには、何をしなければならないか」。「目的意識をもつこと。将来なりたい自分から逆算してそれに向けて行動すること」。

 1年間の取り組みを「よき思い出」や「感動的な体験」に解消することなく、自らの残りの大学生活にしっかりと落とし込んでもらいたいのです。

 

 2月24日には、国際関係学部の第二回FD研修会が開催されます。細田先生を講師に、全学の教職員が、次年度から「PBL型授業」を展開するためのノウハウを実践的に学ぶことになっています。

謝辞

 他人の意見に追随するだけで「一人くらい意見を言わなくても全体が困ることはない」と感じていた学生が少なくなかったようです。そんな学生たちが、この授業を通じて、話し合いの効用や楽しさを実感できたこと、そればかりか、仕事や将来をアクティブに捉えられるようになったことを、喜びとともに、率直に感想文に綴っています。

 「19回・57時間」のミーティングに耐えた学生たちがいます。授業外で40時間以上のリサーチを重ねた学生たちがいます。学生たちの底力には驚くばかりですが、これらは、ひとえに、細田先生の、学生の可能性にかける温かい眼差しと、一人一人の学生の存在を承認する、配慮に満ちた言動の成果です。改めて4月以後、10ヶ月に及ぶご指導に感謝を申し上げる次第です。

 

 問題解決学Ⅰの授業運営にあたっては、学内外の多くの皆様にご協力いただきました。

 以下に記して、深く感謝の意を表します。ありがとうございました。

 

 サンメンバーズ株式会社の高橋祐介社長には、4ヶ月にわたって、熱く、緊張感のあるプロジェクトを演出していただきました。「辞令交付」と「名刺」という、社長の熱意と本気を象徴する奇抜なアイディアは、絶大の教育効果を発揮したように感じています。三次に及ぶ提案の一つ一つに、諦めることなく、企業経営者として真摯に向き合っていただけたことは、学生たちにとってどれほど大きな励ましになったことでしょう。

 埼玉中小企業家同友会事務局には、課題出し企業の推薦ばかりでなく、課題出しと、3回のプレゼンテーションをすべてご参観いただきました。

 埼玉県産業労働部就業支援課の金田剛主幹と石井悠史主査、株式会社ベネッセi-キャリアの五反田麗氏には、本学部のさまざまな要望を快く叶えていただきました

 大東文化大学東松山キャリア支援課の酒井敏雅課長と川瀬龍彦氏には、埼玉中小企業家同友会との連絡調整に当たっていただきました。東松山教務事務室には、PBLの教室及び教員控室の利用に当たってご配慮いただきました。

 東松山図書館には、最終プレゼンのための理想的な環境をご提供いただきました。国際関係学部事務室の宮原輝子事務長には、本事業全般にわたる事務局を担当してもらいました。(国際関係学部長 新里孝一記)