Asia education

「小学生のためのアジア理解講座」が行なわれました(12月1日)。

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 12月1日、ときがわ町立萩ヶ丘小学校の6年生が、5号館Mコモンズにある国際関係学部の民族資料室でアジアの楽器や民族衣装の体験学習を行いました。萩ヶ丘小学校は「本物に触れる」をテーマに、スポーツから文化活動にいたるさまざまな取組を精力的に進めている先進校です。今回の講座は、音楽の授業の一環として「諸外国の音楽や文化に触れる」ことを目的に企画されました。講師は、小尾淳さん(国際関係学科研究補助員)です。






▲授業で使用した資料






 小学生たちは、小尾さんの指導で、インドネシアの楽器ガムランを恐る恐る叩きはじめます。ガムラン独特の音階にしだいに慣れてくると、小尾さんの「ン・5・ン・3」「ン・3・ン・2」「ン・1・ン・6・ン・5・ン・3」などの掛け声にあわせ合奏ができるようになりました。島野るみ子先生の提案で、いつも学校で練習している和太鼓のメロディをガムランで合奏してみることになりました。子どもたちの嬉しそうな表情も堂々とした合奏も、文句なく今日一番の出来でしたね。和太鼓とガムラン、考えてみればどちらも打楽器、実におもしろいアイディアです。


 民族資料室には、ガムランの他にも、ウイグルのラバーブやモンゴルの馬頭琴など、数種類のアジアの楽器が展示されています。次回は、他の楽器にもチャレンジしてもらいたいと思います。1時間余りでしたが、五感を通じて「本物に触れる」本日の体験をきっかけに、アジアや世界の音楽にもっと興味をもってもらえればと思います。