Asia education

「ふるさと支援隊」が山梨県身延町「曙(アケボノ)」収穫体験を視察しました(10月25日)

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 10月25日、秋晴れの空の下、研究班「大豆のアジア学」は、山梨県身延町で「曙大豆産地フェア・枝豆収穫体験!」に参加しました。大東文化大学・ふるさと支援隊が取り組んでいる「枝豆の里・鳩山」プロジェクトのための「先進地視察」として実施され、学生4名と教職員2名のほか、花之木営農組合から船橋春雄氏と根岸正樹氏が、鳩山町役場から産業振興課の清水儀行氏が、そして東松山農林振興センターからは吉本理恵氏が参加してくれました。

 まずは、鈴生りの「曙大豆」をご覧ください。さすがは「日本一の枝豆」です。膨らみも大きさも、どこから見ても絶品です。しかも三連の莢も珍しくはありません。

 10年目を迎えた身延町の収穫体験。今年は過去最高の来場者数を記録したそうです。西嶋会場でも、初日18日だけで400名以上の来場者があったということです。「10年たってやっと知名度が上がってきたかな。リピーターも定着してきたようです」(西嶋会場の曙大豆を栽培する川口建設の望月治社長)。
 「枝豆」で町を活性化させつつある身延町。なんとかして身延町に肖りたい「ふるさと支援隊」の面々は、枝豆摘みもそっちのけで、身延方式を吸収すべく貪欲にヒアリングを行いました。土壌管理や肥料や殺虫剤のこと、播種や発芽後の手入れのことまで、数々の参考になる情報を得ることができ、たいへん有意義な視察となりました。

 先日「ふるさと支援隊」でも、亀井小学校の3年生を招いて「枝豆収穫体験」を行いました。小さな枝豆収穫体験がきっかけとなって枝豆の畑が町中に広がり、「枝豆の里・鳩山」に身延町のような賑わいが見られる日を、そして、身延―鳩山を繋ぐ「関東甲信越枝豆ネット」へ発展する日を夢見て、ふるさと支援隊は、身延町との連携はもとより、さまざまな先進地への視察を行っていきたいと考えています。

 「大豆のアジア学」の身延体験も、今年で三年目となります。昨年は、6月の播種から体験させていただきました。毎年のことながら、川口建設の望月社長と奥様(今年は、社会人一年生になった快活なお嬢さんにも)、身延町役場産業課の大村隆様と日吉真弥様には、たいへんお世話になりました。記して感謝いたします。ありがとうございました。