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第28回 Asia Mixレポート

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 6月1日(水)・2日(木)の2日間にわたって第28回ASIA MIX2016が開催されました。ASIA MIXとは「楽しみながらアジアに関する関心・理解を高めよう」をコンセプトに、毎年6月上旬に開催される国際関係学部主催のお祭りです。国際関係学部創設時より毎年行われ、今年で28回目を迎えました。ASIA MIX中の2日間は、多くの方々にご来場いただき、大成功のイベントとなりました。

料理祭

 ASIA MIXでは、イベントの創設から運営までをすべて学生スタッフのみで行っています。イベントの目玉は1日200食を提供する6ヵ国の料理屋台です。新入生も、4月から料理メニューを決めたり、屋台の装飾をしたりと、本番に向けて準備をしてきました。国際関係学部創立間もないころ、「食」を通じて異文化の理解をふかめようと給湯室のコンロで各国料理をつくって皆で食べたのが始まりだそうですが、その精神は今の学生にも受け継がれています。

 なお、二日間の売上金は、熊本地震被災者への義捐金として、日本赤十字社に送られることになっています。

1日目

2日目

アジア芸能鑑賞

1日目:太極拳

 健康・長寿に良いとされているため、格闘技や護身術としてではなく健康法として習っているものも多く、中国などでは市民が朝の公園などに集まって練習を行っています。日本国内でも愛好者は多いそうです。

 

2日目:津軽三味線

 現在の青森県西部で成立した三味線音楽。撥を叩きつけるように弾く打楽器的奏法と、テンポが速く音数が多い楽曲に特徴があります。

各研究班

 地域研究学会には、正課のアジア地域研究から派生したさまざまな研究班があります。今回のASIA MIXでは、NGO研究班、フェアトレード研究班、民族資料研究班、比較文化研究班の4班が出店を出すなどして、イベントを盛り上げました。

NGO研究班

フェアトレード研究班

民族資料研究班

比較文化研究班

談話室

 談話室ではメヘンディや古書販売が行われました。メヘンディとは、ヒンディー語で「ヘナで肌を染める」という意味です。ヘナという葉の成分を使って肌に色を塗りこんでいきます。この模様は1週間で消えます。古書販売は国際関係学部の教授からいらなくなった本を譲り受け、格安で販売しました。

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