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授業「インターンシップ・イン・アジア」―卒業生による講義が行われました。

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 6月17日のインターンシップ・イン・アジアの授業(担当:中野亜里教授)では、国際関係学部の卒業生でパキスタン在住の西村彰平さんに講演していただきました。

 西村さんは、在学中にウルドゥー語を専攻してパンジャーブ大学に短期留学し、卒業後はさらにカラチ大学と国際イスラム大学で学ばれました。その後、大東文化大学の元留学生マズハル・ダーニッシュさんと共同で、パンジャーブ州マンディーバハーウッディーン市にDaito Oriental School of Tomorrowという私立の小学校を設立、現地児童・生徒の教育に加えて、日本・パキスタンの友好活動にも力を入れておられます。

 日本のメディアからは「危険」というイメージを受けがちなパキスタンですが、西村さんたちの学校があるマンディーバハーウッディーン市は、未だにテロも起きたことのない平和な街です。現地の写真や動画をまじえたお話から、パキスタンの学校生活や、イスラームの人々の暮らしぶりを垣間見ることができました。

 授業には受講生以外にも、南アジアに関心をもつ学生や教員が参加して、これまでになく盛り上がりました。一時帰国中に後輩たちのために来て下さった西村さん、ありがとうございました!