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卒業生の永田郁さんの著書『古代インド美術と民間信仰』が刊行されました。

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 国際関係学部の卒業生で、現在、崇城大学芸術学部美術学科准教授の永田郁さんが、『古代インド美術と民間信仰』(中央公論美術出版)を上梓されました。

 「古代インド美術を民間信仰というフィルターを通してみた場合、どんな風景が見えるのだろうか? そこに新たな古代インド美術の見方が提示できるのではないだろうか」このような問題関心をもって行った調査・研究の集大成です。本書は、以下の三部からなり、2002年以後に発表された13本の労作から構成されています。

 

第一部 古代インドにおける民間信仰の造形と仏像について

第二部 インド石窟寺院における守門像、脇侍像、守護神像の展開について

第三部 南インド・アーンドラ地方の宗教美術の実像-民間信仰・仏教・ヒンドゥー教―

 

 永田さんは、国際関係学部在学中にはヒンディー語を学び、田辺清先生のゼミでガンダーラ美術に関する卒業論文をまとめています。