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「就活を振り返って」―第3回キャリア講演会が開催されました(10月25日)

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 10月25日、60周年記念講堂において、第2回キャリア講演会が開催されました。冒頭、株式会社マイナビの赤石奈穂氏より、「説明会で差がつく5つのポイント」や1年生から使えるマイナビの使い方等をお話しいただきました。

 赤石氏の司会で行われた今回のキャリア講演会は、「就職活動を振り返って~4年生の先輩が語る体験談~」と題して、就職活動を終えた3名の先輩達に登壇してもらいました。

 今回来てくれたのは、五十嵐沙弥さん、原賢哉さん、関根翼さんの3名です。就職戦線を潜り抜け、内定を獲得した4年生の話に、1年生は終始真剣な顔で耳を傾けている様子がうかがえました。

 講演会はQ&A形式で行われ、まずは3名の自己紹介から、ゼミや学生時代に打ち込んだことなどを語っていただきました。続く質問は、どのような会社に内定をもらったのかということ。まずは内定先の紹介として、内定先の業種、職種、仕事内容から始まり、企業との出会い方、ここに至った理由、そして、「ずばり勝因とは?」といったことが質問されました。

 「ずばり勝因とは?」では、「マニュアルに頼らず自分の言葉で正直に気持ちを伝えたこと」が大きかったといい、3名それぞれの就活エピソードが語られました。

 次の質問は、大学生活も既に半年を終えた1年生に向けて、「大学1年生の後期から2年生にかけてやっておいた方が良かったこと」「大学4年間心がけていたこと」についてです。

 五十嵐さんからは、「キャリア支援課の職員や、キャリア関係の授業の先生に頻繁に相談に行っていた」など、就活を見据えた行動を1年生の時から取っていくことや、キャリアセンターを利用することの大切さが語られました。

 原さんからは、自己管理とタスク管理の大切さとその方法についての話がありました。「夜の内に次の日の準備を完璧にし、朝はゆとりを持って家を出る」、「毎日、1日のタスクを書き出して実行する」など、原さんの話を聞いて実践してみようという気持ちになった1年生も多かったのではないでしょうか。

 関根さんからは、学内だけでなく学外でも様々な人との交流の機会を持ち、視野を広げることに力をいれていたことで多くの気付きがあったという話がされました。

 最後に、1年生に向けて激励のメッセージが語られました。入学してから半年が過ぎ、これからのことを見つめ直そうと考えている1年生にとっては、先輩の語る一つ一つの言葉が重く響いたのではないでしょうか。 

 マイナビの赤石氏からも、「学生生活の取り組み方によってキャリアの可能性が広がる」との話が強調されていました。今日の講演会で聞いた先輩達の話と ここで得られた沢山の有益な情報を参考にして、今後の学生生活に活かしていって欲しいと思います。