Department

第4回「小学生のためのアジア理解講座」 桜山小学校で行われました(12月9日)

  • Facebookでシェア
  • LINEでシェア
  • Xでシェア

 2016年12月9日、東松山市立桜山小学校において、民族資料研究班(民研)による「小学生のためのアジア理解講座」が行われました。10月17日の高坂小学校での「出前授業」に続き、今年度4回目の小学校訪問になります。

 

 今回民研の学生は、5年生2クラスを対象に、日本にとって一番身近な隣の国である韓国を通して、他の文化についても学びを深めるきっかけをつくりました。

 「안녕하세요」(アンニョンハセヨ)という、コリア語の挨拶の仕方を勉強した後は、韓国についての学習を深めました。韓国の場所や韓国の国旗である「大極旗」の持つ意味の他、日本と韓国での目上の方に対する対応の違い、食事や韓国の建物、トイレの使い方まで(!)、配布資料を見ながら詳しく勉強しました。

 更に、韓国の衣装や農楽で用いられる楽器の名前を勉強した後、実際に農楽の演奏を視聴しました。「サムルノリ」と呼ばれる農楽の専門家を招いて、練習を重ねてきた成果が、いかんなく発揮された素晴らしい演奏でした。

迫力ある演奏!

 農楽を聞いた後は、二手に分かれて順番に体験学習をしました。一つの組は「カイ、バイ、ボ」という掛け声で行う韓国のじゃんけんをして、勝った人が民族衣装の着用をしました。もう一つの組は、実際に農楽の楽器に触れる演奏体験をしました。時間の都合上、衣装は全員着用できませんでしたが、楽器の体験や遊びでは、体全体を使って異文化を体験しました。

衣装を着て、はいチーズ!

アジア理解講座の様子

 これから就職活動が本格化する3年生は、これで卒業となりました。3年間、お疲れさまでした。