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国際文化学科

国際文化学科からのお知らせ

2017年07月15日

東秩父村で「ふるさと支援隊」が始動しました。

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 7月15日、国際関係学部の教員と学生による、二つ目の「ふるさと支援隊」事業が、東秩父村の白石地区でスタートしました。

 午前9時30分、大学からバスで東秩父村に向かいます。旅行産業論の水野恭一先生ご夫妻と、国際文化学科3年の横手海人さん、卒業生の堀越優実さん、ベトナムから留学中の大学院生のチャンさん、そして、鳩山町ふるさと支援隊からも根岸正樹氏と船橋春雄氏と新里先生が参加しました。車中では、自己紹介や東秩父村での活動にかけるそれぞれの思いを語り合いました。「道の駅 和紙の里 ひがしちちぶ」では、東秩父村で「地域おこし協力隊」として活躍する西沙耶香さんが出迎えてくださいました。西さんには、現地コーディネーターとして水野先生とともに本事業の企画運営に当たっていただくことになっています。

 「和紙の里」で、和紙の原料に直に触れながら、職人の吉田伸也氏から和紙漉きの説明を聞いた後、野草に親しむ会や白石あじさい会の方々の待つ白石(しろいし)地区に向かいました。

東秩父村とふるさと支援隊

 東秩父村は、埼玉県の唯一の村。埼玉県西部に位置し約8割を山林に囲まれた人口約3000人に満たない小さな山村集落です。この地域で盛んに行われている和紙漉きは約1300年の歴史があると言われており、2014年には細川紙という和紙の製作技術がユネスコ無形文化遺産に登録されたことは記憶に新しいところです。

 世界的な文化遺産の一方で、高齢化と過疎化が急速に進み、なかなか歯止めがかからない現状にあります。東秩父村には豊かな自然資源が豊富にあり、昔から人々は自然の恵みを生活に活かしながら共存して暮らしてきた歴史があります。人々が日常的に体感した地域の味や自然を活かす知恵は、記録として残されているものは少なく、高齢化と若年層の人口流出により語り継がれる機会も著しく少なくなっています。

 

 世界的な文化遺産を育んだ東秩父村。その生活文化を継承するために、国際関係学部で「旅行産業論Ⅰ・Ⅱ」や「観光資源論」を講じる、水野恭一先生をリーダーに「ふるさと支援隊」が組織されたわけです。本支援隊は、本年5月に、2017年度埼玉県中山間ふるさと支援隊事業に選定されています。

 「東秩父村中山間地域の暮らし(食、慣習、自然風土)を通じた交流の創造」をテーマに、最終的な成果としては、15年前に発行された郷土料理本『おごっつぉさま―ふるさと料理と我が家の人気料理―』を、未来に継承されるように、地元の方々と学生の共同作業で見直し復刻版を製作することを目指します。東秩父村の生活、暮らし、慣習などを学ぶために地元の方々と交流し、野草を使った料理づくりや山菜採りなどを体験することになります。

白石地区での交流会(7月15日)

 「和紙の里」の後は、白石地区の方々との交流会です。白石地区は「あじさいの道」で有名です。1.8kmにわたって2000株のあじさいが広がる「里山のオアシス」。満開の時期は過ぎていましたが、それでも山道の両側の白や薄青色のアジサイを十分に満喫することができました。

 白石地区に入り、野草に親しむ会の渡邉さんのお宅を訪問しました。養蜂のようすを見せていただき、自然と人間が共生するために、里山で鹿や猪を駆除することが必要であることなど、山の生活に密着した貴重なお話を伺うことができました。

 渡邉さん宅を後に、支援隊は、交流会の会場となっている白石キャンプ場に向かいます。

 キャンプ場の炊事場では、野草に親しむ会の方々が、カレーライスづくりの準備をしてくれていました。自己紹介の後、早速、ご飯炊きとカレーづくりに取り掛かりました。本日のカレーには鹿や猪の肉が入ります。おやつ代わりに、茹でた小さめのジャガイモを頬張りながら、昼食作りは首尾よく進みました。

 釜で炊いた炊き立てのご飯は最高ですね。カレーライスにらっきょう、そして、茄子やきゅうりの漬物をトッピングし、胡麻の冷や汁(ひやしる)をかけたご飯など、それぞれが思い思いの流儀で里山の恵を味わっていました。時折、鹿や猪の柔らかい焼肉もふるまわれ、学生たちは大喜びでした。

 

分かち合い

 満腹になったところで、あらためて、今後の支援隊活動にかける思いを分かち合いました。「日本に来て野外でご飯を作った体験ははじめてで、東秩父村が好きになりました」「里山の暮らしにとても興味をもっています。東秩父村の活動には最後までかかわりたいと思います」「自分の生まれ故郷もこんな感じの地域です。一日東秩父村にいて、ふるさとを思いだしました」。

 最後に、現地コーディネーターとしてご指導いただく西沙耶香さんから。「高校生の頃は、村の出身であることが恥ずかしくて、村から出ることばかり考えていました(野草に親しむ会の方から「みんなそうだよ」と一言)。大学で都内に出て、社会人として働くようになり、だんだんと村にしかないものの大切さに気づけるようになりました。これから何度も東秩父村を訪れ、地元の人々との交流を深め、東秩父村のすばらしい自然や暮らしの魅力を吸収してください」。

第一回を終えてー水野恭一先生より

 若いころから山を歩くことが好きで、この奥武蔵の山並みに囲まれた東秩父村には、なんども足を運びました。しかし、この山郷の暮らしや風土などには目もくれず、ただ尾根道や頂を歩いただけでした。ただ、集落を通過するたび、都心からわずか2時間ほどの移動なのに私たちの生活とはまるで異なるこの地域の「暮らし」がとても気になっていました。

 それから数十年後、様々な方々とのご縁に導かれるように、この「東秩父村ふるさと支援隊」の企画が始まりました。埼玉県東松山農林振興センター副所長の黒澤氏、東秩父村地域おこし協力隊の西さん、東秩父村野草に親しむ会の方々、埼玉県農林部農業ビジネス支援課の三谷氏、そして様々にご指導いただいた新里孝一先生などの皆さまに出会うことがなければ、このような機会には恵まれなかったと思います。

 今回は試験も近く、また授業日の土曜日の開催でしたが積極的な学生3名が参加してくれました。後期からはぜひ参加したいと言ってくれている学生も出てきたので、これからのプログラムでも大いに期待ができそうです。

 

謝辞

 本日の交流会のために、東秩父村白石地区の皆様をはじめ多くの方々にご支援をいただきました。野草に親しむ会の渡邉泰子さん、鈴木久恵さん、礒田瑞子さん。昼食づくりのご指導のほか、美味しい漬物をご馳走になりました。白石あじさい会の坂本年さん、渡邉桂亮さん、渡邉均さん、渡辺克典さん、橋本和明さんには、里山の生活についてご教示いただきました。和紙の里の吉田伸也さんには和紙漉きについて丁寧に説明していただきました。

 埼玉県農林部農業ビジネス支援課で「ふるさと支援隊事業」を担当されている三谷航平氏と埼玉県東松山農林振興センターの小池崇氏と畠山悠梨氏にもご参加いただくことができました。

 鳩山町の根岸氏とときがわ町の船橋氏にも、積極的に東秩父村の方々との交流を深めていただきました。三谷氏からは「他地区の支援隊同士の連携という面で参考になりました」とのコメントを頂戴しております。

 西沙耶香さんには、本事業の準備段階からさまざまなご提案をいただき、水野先生とともに、村役場や白石地区の皆様との連絡調整に当たっていただきました。

記して感謝申し上げます。(国際関係学部長 新里孝一)

お疲れさまでした。今後ともよろしくお願いします。 お疲れさまでした。今後ともよろしくお願いします。

 

 

 キャンプ場を出発し、支援隊は、東秩父村の体験スポットの一つ「ふれあい牧場」に立ち寄り、童心に帰って山羊と戯れました。

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和紙の里で
渡邉邸で
白石キャンプ場で
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