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テコンドー部が、インカレで総合優勝。国際関係学部の6名の学生も大活躍。

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 9月4日、岐阜県で開催された第10回全日本学生テコンドー選手権大会において、本学テコンドー部(金井洋監督)が、明治大学に大きな差をつけて「総合優勝」に輝き、二連覇を果たしました。もちろん、国際関係学部の6名の学生も二連覇に大きく貢献しました。

 主将の竹内一さんが、男子54kg級で優勝(昨年3位)。1年生の石井祐佳さんが、女子62㎏級で優勝しました。いずれも初優勝の快挙です。男子58kg級の鈴木セルヒオさんは、決勝戦に進みましたが、ゴールデンポイントで、惜しくも学生選手権4連覇はなりませんでした。

 1年生も大活躍です。和田璃子さんは、女子57㎏級の決勝戦に進み、堂々第二位の成績を収めました。男子63㎏級の内村嵐さんが三位。男子54kg級の若井奎太さんも、準決勝に進み、先輩の竹内一さんと対戦、第三位にとどまりました。

 若い選手がグングン成長しているようで頼もしい限りです。2020年の東京五輪を見据え、それぞれの階級での日本一を目指して、これからも切磋琢磨してもらいたいと思います。

 鈴木セルヒオさんは、スポーツ健康科学部の山田亮さんとともに、9月下旬のロシアオープンに派遣されます。こちらも期待したいところです。

学生の言葉

鈴木セルヒオさん

 総合優勝できたのは、最高に嬉しい。後輩達とみんなの喜ぶ姿と笑顔を見られて、本当によかった。個人の結果は2位だったが、この結果には大きな意味があり、今回の経験で自分はさらに成長したと確信している。今回の戦いを徹底的に振り返り、次の勝利に繋げる!応援、有難うございました!
 

竹内一さん

 主将としての責務など、いろいろな思いを抱いて試合に臨んだ。個人優勝、総合優勝ともに掴み取ることができ、支えてくれている方々へ感謝の気持ちでいっぱいだ。大東文化大学テコンドー部が全ての面においてNo1であることが証明できた大会だった。これからもさらに上を向いて精進していく。ご声援ありがとうございました。

石井祐佳さん

 総合2連覇に貢献でき、とても嬉しい。「絶対優勝する、やるべき事をやりきる」という気持ちで臨んだ。今テコンドーが出来るのは、スタッフの方々のサポートはもちろん、家族、友人、仲間の支え、地元でテコンドーを教えてくださった先生方がいるからだ。感謝の気持ちを常に忘れず、今回の結果に満足せず、さらに上を目指す。

若井奎太さん

 これほど勝つための理由がはっきりした大会は初めてだった。仲間のために戦うとこんなにも踏ん張れるのかと自分自身驚いた。応援に来てくれた両親に、ここまで育ててくれ、大東大に送り出してくれた感謝の気持ちを、自分の進化した姿を見せることで伝えたかった。なので、準決勝で(竹内先輩に)負けた時はこんなに悔しいことがあるのかと思うほ
ど悔しかった。しかし、総合優勝が決まった瞬間は、個人戦の敗退とは真逆で、自分が優勝したかのように嬉しく、ここが自分の居場所だと強く実感した。個人戦の悔しさは残るが、この悔しさをバネにして努力を重ね、一番になってみせる。
 

内村嵐さん

 韓国の大学から大東大に入学できたのも、支えてくれる家族、見守ってくださる方々、そして自分を受け入れてくれた仲間のお陰です。結果で恩返しするために、今回のインカレでは優勝と言う二文字しかなかったが、残念な結果となった。次の試合ではよい結果が残せるよう、今回の不甲斐ない結果を見返すために頑張る。必ず優勝し続けます!!!!!!

和田璃子さん

 団体成績が絡むインカレは初めてだったが、積み上げてきたものを振り返り、やるべき事をやると決め臨んだ。緊張するかと思ったが、見に来てくれた家族、道場の先生に成長した姿を見せたいという思いと、仲間といっしょだという心強さで緊張よりも楽しみの方が断然強かった。試合を終えて新たなスタート地点に立ったと思うので、ここからさらに進化し、来年のインカレでは個人優勝してチームの総合優勝に貢献する。
 

金井洋監督より

 今夏も暑く、強化するのに非常に神経を使った。他ではやらないようなやり方で、めちゃくちゃ「※気持良い」練習で追いこんだが、皆がよくついてきてくれたことが、さらに私に火を点けてくれた。アドバイス、指摘、注意を部員各自がよく理解してくれて、部員自らが試合以上の意識で取り組んだ結果、大幅にレベルアップすることができた。

 積み上げてきた事実を思い出せば、自ずと結果は出ると確信していた。「あらゆる面で大東がNo.1であることを証明する」ことをチームのスローガンに掲げ、それを見事に達成してくれた部員たちに「ありがとう」と言いたい。

 2020年の東京に向けての強化はとうに始まっているので、今回の課題を克服し、さらなる上を目指す。本大会に際し多大な応援をいただきました関係各位、保護者の皆さまに厚く御礼申し上げます。(※テコンドー部用語で「ハードな」という意味。)