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第29回 ASIA MIX 開催!!

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 5月30日から6月1日までの3日間にわたって「ASIA MIX 2017」が開催されました。ASIA MIXとは「楽しみながらアジアに関する関心・理解を高めよう」をコンセプトに、毎年行われている国際関係学部主催の料理祭です。国際関係学部創設時より毎年行われ、今年で29回目を迎えました。アジアの料理を通してアジアの文化を知ってもらうという目的で、学生スタッフが協力し、来てくれたお客様に各国の料理を楽しんでもらいました。また、お昼休みには、アジアの芸能鑑賞や各研究班の催しが行われ、たくさんの方にアジアの文化に触れてもらえた3日間となりました。

 

料理祭

 ASIA MIXは、イベントの企画から運営までをすべて学生スタッフのみで行っています。イベントの目玉は、1日200食を提供する9ヵ国の料理屋台です。新入生も、4月から料理メニューを決めたり、屋台の装飾をしたりと、本番に向けて準備をしてきました。国際関係学部創立間もない頃、「食」を通じて異文化理解を深めようと給湯室のコンロで各国料理をつくって食べたのがはじまりだそうですが、その精神は確実に今の学生にも受け継がれているようです。

1日目

ベトナム料理班

 キャンパスプラザで食事を楽しんでいるお客さんにインタビュー!「この中でおいしかった料理は・・・?」「パキスタンカレー」 パキスタン屋台からは歓声があがり、中国屋台からはため息が。いえいえため息をつくのはまだ早い。

 別のお客さんへインタビュー!「この中でおいしかった料理は・・・?」「焼き餃子」中国屋台から歓声が!!

 

 キャンパスプラザは、終始、にぎやかで楽しそうな雰囲気に包まれていました。

 

2日目

3日目

 3日間ともどこの国の料理も好評で、作った学生も来てくださったお客さんも楽しみながらアジアの文化に触れることができました。なお、二日間の売上金は、アジアの恵まれない子どもたちへの寄付金としてUnicefに送られることになっています。

アジア芸能鑑賞

1日目

マルシアーラさんによるベリーダンス

 世界で最も古いといわれているベリーダンスは、中東を中心に踊られているものです。女性同士の間で、親族や近い人だけが集まる結婚式などで踊られるようになり、受け継がれてきました。美しい踊りに、キャンパスプラザでは歓声が上がっていました。近くを通りがかった学生も珍しい音楽や踊りに足を止めて見ていました。

2日目

ガムラン研究班によるガムラン合奏

 インドネシア、マレーシアの代表的な合奏形態です。ガムラン研究班の学生が独特の音色を奏でていました。近隣の高校生も学校見学に来ており、ガムランの演奏に注目していました。

3日目

響による和太鼓の演奏

 和太鼓は、一般的に残響がよく響き、余韻が残るのが特徴です。今日では、盆踊りの主役として演奏されたり、神社や寺院に置かれています。キャンパスプラザ一帯に和太鼓の残響が響き渡っていました。

各研究班

 地域研究学会には、正課のアジア地域研究から派生したさまざまな研究班があります。今回のASIA MIXでは、NGO研究班、フェアトレード研究班、民族資料研究班、比較文化研究班の4班が出店して、イベントを盛り上げました。

談話室

 談話室ではメヘンディや古書販売が行われました。メヘンディとは、ヒンディー語で「ヘナで肌を染める」という意味です。ヘナという葉の成分を使って肌に色を塗りこんでいきます。この模様は1週間で消えます。

 古書販売では、国際関係学部の先生方から提供していただいた本を、格安で販売しました。

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