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国際関係学科国際文化学科

「小学生のためのアジア理解講座」 が高坂小学校で行われました(10月17日)

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 2016年10月17日、東松山市立高坂小学校において、民族資料研究班(民研)による「小学生のためのアジア理解講座」が行われました。7月5日には、唐子小学校でも「出前授業」が行われたため、今年度3回目の小学校訪問になります。

 高坂小の4年生はこれから「外国の文化」について学ぶ予定だそうです。今回民研の学生は、その理解をより深めるための体験学習という位置づけで、4年生3クラスを対象に授業を行いました。主に、日本にとって一番身近な隣の国である韓国を通して、他の文化についても学びを深めるきっかけをつくりました。

 

 まず、大学での日頃の学習成果を活かし、小学生に様々な言語での挨拶の仕方を学んでもらいました。「『こんにちは』を中国語でいうと?」、「コリア語では?」という質問に、「你好!」(ニーハオ)、「안녕하세요」(アンニョンハセヨ)と答えてくれた小学生がいました。この他、「こんにちは」をベトナム語では「Xin chào」(シンチャオ)、アラビア語では「السلام عليكم」(アッサラーム・アライクム)と言うことを勉強し、皆熱心にノートをとっていました。

 次に、韓国についての学習を深めました。韓国の場所や国旗の意味の他、食事や目上の人との接し方について、日本と同じところと違うところという観点から学びました。

 更に、韓国の衣装や農楽で用いられる楽器の名前を勉強した後、実際に農楽の演奏を視聴しました。大きな音を出す、迫力ある演奏に、ちょっとびっくりした小学生もいました。

 農楽を聞いた後は、3クラスに分かれて順番に体験学習をしました。最初に1組は衣装、2組は楽器、3組は遊びの体験をしました。時間の都合上、衣装は全員着用できませんでしたが、楽器の体験や遊びでは、体全体を使って異文化を体験しました。

 授業後、4年生の皆さんから、「じゃんけんは、給食ののこりのじゃんけんで使っています」「大東文化大学にいってべんきょうしたいです」といった嬉しいお礼状も頂戴しました。

 次回は、11月末頃、桜山小学校に伺う予定です。