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国際関係学科国際文化学科

2019年度現地研修報告―モロッコ

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   8月16日から9月6日にかけて、モロッコにあるカラム・ワ・ラー語学センターにおいて、アラビア語の現地研修が行われました。参加した学生は、7名。授業や市内観光など、モロッコでの生活で様々なことを学ぶことができました。

授業

 3週間のうちの2週間は、現地の語学学校でアラビア語を学びました。語学学校では、主にネイティブの先生と会話を中心とした授業では、自己紹介で使う表現や動詞の完了形、未完了形を学びました。また、授業の一環で現地の市場に行って食材や調味料を買い、モロッコの伝統料理である“タジン鍋”を作ってみんなで食べました。

観光

 残りの1週間は、モロッコ各地を観光しました。初日は、語学学校が手配してくれたバスに乗ってシャウエンにいきました。町全体が青に染まっていてとてもきれいで幻想的でした。

 2日目は、バスでフェズに移動しました。フェズはそれまで行った場所よりとても暑かったです。フェズには2日間滞在して、2日目には現地のガイドの方に旧市街を案内してもらいました。有名な陶器の工房に行って職人の方が作業している所を見学しました。

   皮のなめし工場を見学しました。皮の独特なニオイが印象的でした。最後の2日間は、カサブランカに移動し中央市場に行ってお土産などを買って、翌日朝早くの電車に乗って空港に行き帰国しました。

最後に

   モロッコは、行くのに片道約20時間かかり、なかなか旅行では気軽に行ける国ではありません。現地研修ではいろいろな経験ができました。また、まだ小さい子供などが物乞いをしている光景など、日本で見ることのない場面にも遭遇しました。数々の貴重な体験を、これからのアラビア語学習に生かしていきたいと思います。