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国際関係学科国際文化学科

2021年度 現地研修報告―インドネシア(パジャジャラン大学)

 8月23日から9月10日(土日を除く)までの約3週間、オンラインにて、男子8人、女子13人でインドネシアの現地研修(オンライン研修)に参加しました。現地ではなく自宅での参加になりましたが、言語勉強だけでなく伝統文化など多くのことを学ぶことができました。

授業

 今回の現地研修は初のオンラインで行われました。去年はコロナウイルスの影響で現地研修を実施することができないため、今回の現地研修には2~4年生の21名が参加し、Aクラス(2年生)とBクラス(3・4年生)の2つのクラスに分かれました。インドネシア語を学ぶだけではなく、伝統や文化にも触れ、様々ことを学ぶ事が出来ました。またグループに分かれ現地のチューターの方とも授業を行い、インドネシアについての知識を深める事が出来ました。最初は皆緊張していましたがとても良い思い出になりました。

 基礎から応用まで実践を交えながらインドネシア語を学びました。毎日、担当してくださる先生方が違うため、オンライン環境ではありますが直にインドネシア語を体験することができました。また、授業では先生方から生徒への質問等を通して、私達のインドネシア語力を測る場面もあり、苦戦しながらも大きく自信をつけることができました。チューター交流では、班分けを行いながらインドネシアと日本との文化の違いやそれぞれの趣味などについて語り合いをしました。

観光

 今回はオンラインでの現地研修だったため、例年のように博物館などに実際に足を運ぶことはできなかったので、現地のツアーガイドの方がZOOM上で案内する、という形で行われました。

異例の形で行われた観光ツアーでしたが、インドネシアの伝統楽器で奏でられる音楽を聴いたり、伝統の踊りを見ました。普段見たり聴いたりするものとはまた違った新鮮さを感じました。

送別会

 最終日は、送別会を開いていただきました。大東文化大学とUNPADの学生が、それぞれ準備した動画を視聴しました。大東文化の学生は、プリキュア・恋するフォーチュンクッキー・あたりまえ体操のインドネシア語版吹き替え動画を披露しました。UNPADの先生方や学生の皆さんが喜んでくれたので嬉しかったです。また、UNPADの学生の皆さんは大学の紹介やダンス、日本語の歌を披露して下さいました。特に、歌がとても上手で、感動しました。賑やかで楽しい会でしたが、お別れは悲しかったです。

最後に

 初めてのオンライン開催だったため、最初は不安でいっぱいでした。しかし、三週間という期間はあっという間で、とても充実した日々でした。UNPADの先生やチューターの方々が、私たちを暖かく迎えて下さり、すぐに仲良くなることができました。直接会えなくても、日々の交流で絆が深まったのを感じます。いつか必ず会おうと約束をしたので、その時まで、より一層インドネシア語の勉強に励みたいと思います。