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国際関係学科国際文化学科

アジア言語スピーチコンテスト開催

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国際関係学部アジア・スピーチコンテストで宮田将英さんが学部長賞を受賞

 国際関係学部主催の「アジア言語スピーチコンテスト」(Asian Languages Speech Contest=ALSC)が12月6日、東松山キャンパス60周年記念講堂に満員の観客を集めて開かれた。日頃の学習の成果を披露するALSCも今年で14回目。東松山キャンパスの初冬の風物詩としてすっかり定着した。

『絆』をテーマに28人が熱弁

 今年のテーマは「絆」。東日本大震災から9カ月。今年ほど「絆」が切実に感じられたことはない。中国語、コリア語、タイ語、インドネシア語、ベトナム語、ヒンディー語、ウルドゥー語、ペルシア語、アラビア語に、留学生用の日本語を加えて10言語の28名の出場者が、民族衣装など思い思いの衣装に身を包み、肉親とのつながり、友人や恩師との出逢い、クラブ活動や現地研修での体験など、それぞれにとっていちばん大切な絆について3分間のスピーチを行なった。

審査により、10言語それぞれの部門賞が決定した後、観客の投票によって選ぶ観客賞、最優秀賞の国際関係学部長賞が選ばれた。今年は「人間の絆」の題でスピーチしたペルシア語の宮田将英さん(国際関係学科2年)が部門賞、観客賞、学部長賞の3冠に輝いた。「人間は、唯一なる本質から創造された、分けることのできない実体の一部である。もし、そのうちの一人が苦悩に悩まされるならば、他の人もまた不安に苛まれるであろう。人の痛みをわが痛みと思わないものは人間の名にあたいしない」。宮田さんは、イランでの現地研修の体験をもとに、国連本部ビルの入口に掲げられたイランの詩人サーディーのこの言葉を引用しつつ、人間の絆についてみごとなスピーチを披露した。

優秀者は以下の通り。
【部門賞】
中国語:関口雄大(国際関係学科2年)
コリア語:日下部千絵美(国際文化学科2年)
日本語:王怡ウェイ(国際文化学科3年)
ベトナム語:天間そのか(国際関係学科2年)
タイ語:遠藤ナオミ(国際関係学科2年)
インドネシア語:陰山公美子(国際文化学科2年)
アラビア語:松本侑子(国際文化学科2年)
ペルシア語:宮田将英(国際関係学科2年)
ウルドゥー語:藤井環(国際文化学科1年)
ヒンディー語:根本莉奈(国際文化学科2年)
【観客賞】
 ペルシア語:宮田将英(国際関係学科2年)
【国際関係学部長賞】
ペルシア語:宮田将英(国際関係学科2年)