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国際関係学科国際文化学科

2012年度現地研修-中国

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 私たちは2012年8月5日から9月1日まで北京に行ってきました。今年は中央民族大学で短期語学留学をさせていただきました。

 私たちが現地研修でお世話になった中央民族大学では、基本的に午前中を使って授業が行なわれました。授業の内容は教科書を使った勉強以外にも、街に出て買い物をするときや、何か尋ねるときの言葉、今若者の中で流行している言葉なども教えて頂きました。そのため、授業に出るたびに現地の人と徐々にスムーズな会話ができるようになりました。とても良い授業でした。

 また観光では様々な場所を訪れました。特に印象に残っているのは頤和園です。日本ではあまり見ることのない壮大な土地に古城が建っており、たくさんの階段を登った頂上からは、広くてとても素晴らしい景色を見ることができました。また頤和園にある大きな湖でみんなと船に乗って見た景色は、最高の思い出となりました。

平遥の夜

 8月5日時差を含み約3時間飛行機に乗って北京へ。自分たち以外の周りの人はほとんど中国人でした。キャビン・アテンダントも、日本人以外に中国人の方がいます。日本語が通じないこともしばしばあります。
 北京に着くと、大学のボランティアの方と先生が空港に迎えに来てくれ、バスでホテル(文化大廈)に向かいました。この日はチェックインして、夕飯を各自食べました。
 8月6日~11日学校が始まり、毎朝みんなでホテルのロビーに集合して大学へ。歩いて10分~15分くらいだったので、とても便利でした。朝ご飯は、日本から持っていったインスタントのみそ汁などで済ませていました。今まで学んできた声調やピンインの発音だと、現地では通じないことが多く、先生の発音に近づけるように熱心に授業に取り組みました。

☆☆ビックリしたこと☆☆
●スーパーやコンビニなどのビニール袋はお金がかかる ●トイレに紙を流してはいけない(つまることがあります)
●水道水は絶対飲んではいけない ●レトルト・インスタント食品がとても重宝した

 空気が澱んでいるときがあるのでマスクを持っていくと、のどの弱い人にはいいと思います。最初の1週間は驚きの連続でした。


 8月12日~18日の1週間は、1日も休日がありませんでした。8時から12時までの授業は変わらりませんでした。14日(火)に世界遺産の中国に行きました。その日の天気は快晴でとても暑かったです。万里の長城は想像していた以上にとても美しかったです。先が見えないくらいの長い道が果てしなく続いていました。道には坂や階段がたくさんあり、これも思っていた以上にキツかったです。おそらく半分以下、4分の1ぐらいまでしか登りませんでしたけど、そこから見下ろす景色は本当に美しく感動しました。そして中国に来て良かったと強く感じました。そしてロープウエーで下りて、お土産屋さんでは、たくさん値切りました。日本円で言うと4000円が1000円になったりもしました。この1日では、中国の文化や生活を直接感じることが多かったです。


 8月27日(月)はテストと終業式がありました。テストは今までやった授業内の内容の筆記テストと会話テストがあります。
 28日は(火)は大同という中国でいう田舎の地方に行きました。大同へは寝台列車で片道6時間という長い距離をかけて行きました。街並みはやはり北京などより落ち着いた雰囲気で空気も澄んでいて中国に行って初めて綺麗に見えたので思い出に残っています。
 30日(木)に北京に戻り、それぞれ自由行動をしたり、最後に中国料理を食べたりと2日間堪能しました。
 9月1日(土)帰国。(文責:田口、利光、小野寺)