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国際関係学科国際文化学科

2012年度現地研修-インド(ウルドゥ語)

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 インドの現地研修は9月2日から9月24日のおよそ3週間でした。
 最初の2週間はデリーに滞在し、ジャワハルラール・ネルー大学(JNU)で言語の勉強をして、残りの1週間は、アグラを観光した後、ウルドゥー語班とヒンディー語班に分かれ、私たちウルドゥー語班はバラナシ、コルカタに行きました。ウルドゥー語班の現地研修にした参加学生が今年は5人で不安でしたが、他の現地研修班より自由気ままに、アットホームな雰囲気で過ごせたのがとてもよかったです。

デリー駅周辺の風景


 成田空港から約8時間のフライトで、デリーのインディラ・ガンディー国際空港に到着しました。インディラ・ガンディー国際空港に着き、バスでホテルに向かう道中、四方八方に通り過ぎて行くバイクや自動車を見て、インドに来たのだと改めて感じました。インドでは、5月・6月の最高気温は40度を超える最も熱い時期のため、現地研修の際、ピークは過ぎましたが、9月でも平均最高気温が30度前後だったため、基本的に、Tシャツ一枚で過ごしていました。

ジャワハルラール・ネルー大学


 最初の2週間はJNU大学に行き、土曜日、日曜日は、観光や買い物に行きました。9月3日に開校式を行い、以後2週間、昼頃に学校に行き、昼食をとってから、夕方ぐらいまで授業を受けました。授業内容は、ウルドゥー語の会話で、日常会話を軸にインドの生活や大学、日本とインドの違いを知ることができました。JNUの日本語学科の学生がアシスタントとなり、JNUの先生と共に、分かりやすく指導してくれました。

 授業は一定の時間で、2つに区切られ、授業の合間には、休憩がありました。授業をしっかりと真剣に取り組み、休憩の時はチャエ(インド式ミルクティー)やクッキーが用意されていて、それを飲食しながら、先生や学生達と談笑して、めりはりがきいた授業展開で、授業を集中して聞くことができました。
 授業を終えた後には、スーパーや大きなショッピングモール、バザールなどに行き、慣れないウルドゥー語でジェスチャーしながら、使うことができ、伝わったときにはとても嬉しかったです。9月14日に閉校式を行い、練習してきた詩の朗読や歌などを発表して、また一段、ウルドゥー語が分かるようになってきました。


 最後の1週間は観光をしました。アグラではインドの名所として有名なタージマハルに行き、実物を見ると、迫力があり荘厳な雰囲気に感動しました。そこから寝台列車に乗り、ガンジス川を見にバラナシに行きました。そして、飛行機に乗り、一度デリーを中継し、コルカタに行きました。飛行機、バス、オートリキシャー(三輪のバイクのようなタクシー)、寝台列車と様々な交通機関を使って大変でしたが、それぞれの交通機関で楽しみ方が変わり、いい経験になりました。

 今回の現地研修を通して、インドという国を五感を通して学ぶことが出来たことが、何より一番よかったことです。また、インドの人々と同じ言語を使って、ふれあうことで改めて言語を勉強するのが楽しくなりました。この思い出深い現地研修を今後の知識の糧として、大学生活をより一生懸命励もうと思いました。