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講演会「刑法による生命保護における矛盾」が開催されました。

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2018年3月15日、Wörner先生をお招きして「刑法による生命保護における矛盾」と題する講演会を開催しました。

2018年3月15日、ギーセン大学(ドイツ)法学部助手のLiane Wörner先生をお招きして、「刑法による生命保護における矛盾(Widersprüche beim strafrechtlichen Lebensschutz?)」と題する講演会を開催し、学内外から多数の参加者を得ました。Wörner先生は、母体内における生命保護と試験管内におけるそれに関するドイツの状況を紹介され、試験管内における保護の広さが母体内における保護の狭さと矛盾が生じかねないという問題点を提示されました。講演の後、フロアからの質疑応答に入り、その後の懇親会においても有意義な議論が交わされました。

なお、本講演会は、科学研究費若手研究(B)「汚職に対する刑事法的規制-外国公務員に対する贈賄と企業活動-」(課題番号16K17012研究代表者:佐川友佳子)による成果の一部です。