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第5回政治学科ゼミ研究発表会を開催しました!

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第5回政治学科ゼミ研究発表大会が開催されました!

 政治学科では、普段でのゼミにおける研究の成果を発表する場として、5年前から学生有志によるゼミ発表大会が開催されています。本年度も、学生が中心になって11月29日(水)と12月6日(水)の2限と3限に板橋校舎の多目的ホールで開催されました。5回目を迎えた本年度の大会には、5ゼミ8チームが研究報告を行いました。会場には、研究報告を行わないゼミも訪れており、常時100名前後の学生が熱心に報告を聞いていました。

本年度の大会においても、「埼玉県における市町村合併」、「近代日本における民衆と政治」、「訪日外国人の動向」、「北朝鮮をめぐる国際情勢」、「シリア問題」「ヨーロッパにおけるポピュリズム」など、国際社会におけるアクチュアルな問題から地域が抱える課題まで幅広い報告が行われました。プレゼンテーションに工夫を凝らした報告がある一方、ゼミの担当教員に対する愛がにじみ出る報告もありました。切磋琢磨しながらも思いやる気持ちを忘れない政治学科の一つの特徴が表れていたと思います。

 質疑応答も活発に行われ、なかにはフロアからの鋭い質問に報告者がたじろぐ場面もありました。壇上に立つゼミ生の一挙一動に担当教員が我が子のことのように一喜一憂しているのは、ゼミ発表大会の風物詩になりつつあります。休憩時間や大会の終了後には報告を無事に終えたゼミごとで集まり、報告の反省をしつつも和やかな雰囲気で教員と学生が歓談していました。

 このゼミ発表大会の最大の特徴は、教員にやらされるのではなく、学生が主体的に研究発表や大会運営を行うことにあります。自らの頭と手足を動かすことによって、成功や失敗に関係なく、テーマの決定から報告に至るまでの一連のプロセスで得た知識、思考、経験などが自らの血肉になっていくのです。来年度もゼミ発表大会を学生が積極的に盛り上げていくことを期待しています。