環境創造学部からのお知らせ
2016年10月21日(金)、外国語学部多文化共生リーダー養成プログラム推進の一環となるトークシリーズのなかで、移民情報機構の石原進先生による講演が板橋キャンパスで開催されました。
講演ではまず日本における外国人受け入れの現状とその必要性について言及されました。石原先生は、人口減少社会となっている現状をふまえれば、定住を視野に入れた外国人の受け入れが必要となっているため、出入国管理および難民認定法に加えて、総合的な法律の整備が必要だと述べておられました。
次に、石原先生がこのような法律の整備の要となる日本型移民政策について詳しく語っていただきました。日本型移民政策とは、諸外国での移民政策をふまえて、外国人を育成して、日本への定住を促すという方法で、石原先生がとくに重要と考えておられるのが日本語教育の充実でありました。具体的には、これまで日本語教育に関して存在しなかった法律を整備し、日本語の「質の保証」と「普及推進」を目指すことが重要だと提言されておられました。
講演情報
講演者: 石原進先生(移民情報機構)
講演タイトル: 「移民政策と日本語教育」
開催日時: 10月21日(金) 2時限
開催場所: 板橋キャンパス 1号館 1-0201教室(多文化社会論)
参加者数: 40名