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スポーツ科学科

学科の特徴

理論と実践が調和した、
現場のニーズに応えるスポーツ指導者を育成。

各種スポーツやトレーニングに対する生理的な応答と適応を探求するスポーツ生理学、ヒトの身体の動きや構造に関するバイオメカニクスや解剖学、ヒトの行動と心の動きを探求するスポーツ心理学等を基盤に、身体について科学的に学びます。スポーツを科学的理論をもとに解説できるようになるため、指導現場で働くためには欠かせない科目群です。

身体的な科学だけでなく、スポーツ社会学やスポーツ産業論などの授業では、スポーツをとりまく環境や周辺事情を学び、スポーツと社会・地域の関係性について考察します。

将来はスポーツの指導者や子どもと接する仕事に就きたいという学生も多く、教員を目指す学生のために、元中学・高校の校長先生が現場感覚で指導する授業があり、さらに、放課後には教育学科ほか、学科の垣根を越えた「特別ゼミ」も行っています。

また、将来の方向性として、アスリートや指導者の育成だけでなく、スポーツ科学の学士を修得し、スポーツジムのトレーナー、メンタルや栄養のアドバイザー、スポーツグッズ販売など、アスリートを支える人材育成にも力を注いでいます。

学生数は約130名、教員とのコミュニケーションを密にしながら、学びを深めていきます。1~4年次まで東松山で学びますので、学生と教員がまるで1つのチームのような団結力で結ばれています。

  • 1知識を得る

    スポーツ科学を構成する学問の基礎・応用を中心に、語学や一般教養を学ぶことによって、スポーツの価値を社会に伝えるために、知識を活用する基盤を身につけます。

  • 2技能を高める

    陸上、体操、水泳から各種球技種目、武道、ダンスまで、それらのスキルアップと指導法に関する専門的知識の修得に力を注ぎます。

  • 3指導力を高める

    トップアスリートの育成をはじめ、スポーツの楽しさを伝えることや、年齢や体力レベルに応じた指導法について、スポーツ科学に裏付けされた知識や技能の伝達ができるまで高めていきます。

学ぶ領域

スポーツのマナビを未来のチカラに

スポーツ科学科8つの履修モデル

履修モデル 想定される進路・社会的役割 目指せる資格・免許
保健体育教員 中学・高等学校保健体育教員など 中学校教諭一種免許状(保健体育)、高等学校教諭一種免許状(保健体育)
トレーナー フィットネスクラブ、公共運動施設、パーソナルトレーナー、トレーニング指導者など NSCA認定資格試験受験資格(CSCS、CPT)、日本トレーニング指導者協会認定資格試験受験資格(JATI-ATI)
ヘルスプロモーション フィットネスクラブ、健康増進施設、メディカルフィットネスセンター、ヘルスケア産業など (公財)健康・体力づくり財団認定健康運動指導士認定試験受験資格
スポーツマネジメント 地域スポーツクラブ運営・管理者、一般企業など (公財)日本スポーツ協会公認アシスタントマネージャー
ダイバーシティスポーツ 障がい者支援、ジュニアスポーツ指導員、女性スポーツ指導員など (公財)日本スポーツ協会公認ジュニアスポーツ指導員、(公財)日本パラスポーツ協会公認初級パラスポーツ指導員
アウトドアスポーツ アウトドアスポーツメーカー、野外活動インストラクター、野外活動施設スタッフなど キャンプインストラクター、スクーバダイビング(Cカード)、スキー・スノーボード級別テスト、水上バイク(特殊小型船舶操縦士免許)
アスリート&コーチング プロスポーツ選手、企業スポーツ選手、地域スポーツクラブ指導者など (公財)日本スポーツ協会公認コーチングアシスタント(共通科目Ⅰ)
スポーツアナリスト 大学教員、スポーツ用具開発、スポーツ科学研究員など 大学院修士号卒業後の大学院進学が必要
  • 履修モデルの概要は予定であり、変更する場合があります。