よくわかる中国事情

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[ 講座概要 ]

階層化する中国社会-「龍」の国の真実- 10月13日 (徳植 勉)
改革開放をしてから40年近くなる。中国は豊かになり、海洋大国への道を歩んでいる。その一方で貧富の差は広がり、「下剋上」の唯一の方法である大学入試も公平とは言えない。階層化する中国社会の要因は改革開放だけではなく、もっと奥深いところにあるのではないか。歴史的な視点から政治、教育、社会、文化などを考察し、巨大化する「龍」の国の真実を追う。

超高度成長時代の発展方式とその終焉 10月27日 (小島麗逸)
1990年代末から2012年頃までは高度成長という表現では不十分で'超'の字をつけて超高度成長と言った方がよい。その発展方式と到達点を説明する。この発展方式による成長は2012年頃にピークに達し、新しい発展方式を模索する時代に入った。この内容を講ずる。

対外拡張主義 11月10日 (小島麗逸)
'一帯一路'構想は1990年代末から2011年頃までの超高度成長を実現した国内の資本蓄積方式を、対外投資に適用しようとする考えである。その構想は既存の世界経済秩序を変えようとする意図が読みとれる。さらに'中華民族の偉大な復興'というスローガンからは中華帝国の構築という臭いさえ感じとれる。

日中関係の諸問題―日中国交正常化45周年 11月24日(岡﨑邦彦)
今年は日中国交正常化45周年にあたる。この間、日中政府と国民の間には交流の拡大とともに、歴史問題、台湾問題、領土、安全保障問題、さらに経済問題から社会犯罪へと広範囲にわたって問題が出現した。これらは起こるべくして出現した問題もあった。しかし、私は中国の政治事情によって意図的に扇動された問題もあろうと思う。我々はこれら諸問題にどのように対処したらいいのか、一緒に考えてみたい。

中国南方での調査から 12月8日(中嶋幹起)
講演者は、40年余にわたり、広東・湖南・福建を中心に言語・民族の研究をおこなってきた。北方中国とは異なる自然・風土を背景とした南方中国は興味深い社会をつくっている。 英国から返還されて20年を迎えた香港は、近年は中国の政治的影響が強まり、中国との一体化が進み、今や揺らぐ「一国二制度」の下にある。 本講座において、なかなかとらえにくい中国社会の流動する部分・動かない部分について具体的にお話したい。

講座コード 講座回数 定 員 受講料
(一般)
受講料
(本学学生)
一回受講券
018 全5回 30名 9,000円 7,000 円 ○ (利用可)
講  座  名 講  師 日   程
よくわかる中国事情
徳植 勉
小島 麗逸
岡﨑 邦彦
中嶋 幹起
金曜日 13:30~15:00
10月 13日、 27日
11月 10日、 24日
12月 8日

徳植 勉
(一般社団法人)中国研究所所員

筑波大学大学院地域研究研究科修士課程修了 修士(国際学)。専門は東南アジア地域研究。著書論文に『一粒のアジア文化 アジア文化試論』他。第1回フーコー研究論文コンテスト優秀賞受賞他。国際アジア文化学会理事他で活動中。

小島 麗逸
大東文化大学名誉教授

一橋大学経済学部卒業。専門は中国経済論、アジア経済論。著書論文に『中国経済の巨大化と世界への影響』他。

岡﨑 邦彦
大東文化大学東洋研究所教授

大東文化大学大学院修了 経済修士。専門は中国共産党史、日中関係史、中国外交。著書論文に「西安事変後の国共交渉-西安事変70周年」他。現在東洋研究所「中国21世紀の発展と課題」研究班を主宰している。

中嶋 幹起
東京外国語大学名誉教授 元大東文化大学外国語学部教授

東京外国語大学大学院修士修了 文学博士(東北大学)。専門は東アジアの言語。著書論文に『現代広東語辞典』他。金田一京助博士記念賞、新村出賞受賞。

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