大東文化大学様 2021秋期オープンカレッジ
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─ 9 ─大東文化会館 教養・歴史極める、美の探訪1日本・東洋美術と歴史を楽しむ岡倉天心の旅路(10)天心をめぐる人々日本語再発見日本語学習者のための辞書を通して発見する極める、美の探訪2日本・東洋美術と歴史を楽しむ『百人一首』をよむ-自然との応答的相関39・58・21・81番歌-『徒然草』を読もう001003005002004006 大河ドラマをきっかけに今、明智光秀に関する話題が注目を集め、それに伴い、本能寺の変についても再考・再検証が行われています。新説なども様々出て来ていますが、美術の面からも提言があります。信長所持の茶入をめぐる問題です。三大・大名物茶入のうち、「初花」「新田」を所持していたが唯一「楢柴」だけ手にしていなかった信長は本能寺の変の前日までにある行動をしています。その行動とは~。肩衝という茶入れの形式から、その美、茶道文化における意義から見直していくとこれまでとはまた違う「本能寺の変」が見えてきます。本講座は、初心者の方でも楽しく学べますので安心してご受講ください。 岡倉天心は五十年間の人生の半分を国内外(奈良、京都、欧米、中国、インドなど)の旅で過ごし、多くの出会いをもち、他者から学ぶとともに、自己も日本文化を発信しました。今回は東大時代におけるフェノロサ門下での牧野伸顯、嘉納治五郎、坪内逍遥、もちろんフェノロサ、モース、ビゲロウらとの出会いについて1876~90年を中心に検討します。配付資料の他、2013年に刊行した『岡倉天心 思想と行動』、『曾祖父覚三 岡倉天心の実像』が主な参考文献となります。また天心は1902年10月に渋沢栄一とシンガポール―横浜間の船旅で親しく交流し、渋沢の長女の夫穂積陳重とは1904年にセントルイスで講演をしています。 中世の代表的な作品である兼好法師の『徒然草』を読みます。丁寧に読み進めて参りますので、古典文学をじっくりと味わいたい方はもちろん、初心者の方も大歓迎です。途中からでもお気軽にご参加ください。 鎌倉時代末期の成立とされる『徒然草』は、『枕草子』『方丈記』とともに日本三大随筆の一つに数えられます。序段と243の章段から構成され、その内容は、人間としての生き方や無常観、友人関係や自然について述べたものなど、多彩な内容となっています。 本講座では『徒然草』の豊かで格調高い名文を読み味わいながら、今なお現代人の心を魅了し、愛され続けている作品世界に迫ってみたいと思います。 大河ドラマをきっかけに今、明智光秀に関する話題が注目を集め、それに伴い、本能寺の変についても再考・再検証が行われています。新説なども様々出て来ていますが、美術の面からも提言があります。信長所持の茶入をめぐる問題です。三大・大名物茶入のうち、「初花」「新田」を所持していたが唯一「楢柴」だけ手にしていなかった信長は本能寺の変の前日までにある行動をしています。その行動とは~。肩衝という茶入れの形式から、その美、茶道文化における意義から見直していくとこれまでとはまた違う「本能寺の変」が見えてきます。本講座は、初心者の方でも楽しく学べますので安心してご受講ください。 『百人一首』は、歌仙和歌・歌仙絵とその書のコラボレーション、絵と書と文学の総合芸術です。わずか三十一文字の和歌は高度な文学表現を達成しており、そこには日本古来の文化と歌人の人生が投影されています。肖像画である歌仙絵には、歌人のキャラクター・イメージが表現されています。ことばの歴史を繙きながら、和歌を一首ずつ、ていねいに読み解いていきましょう。和歌の解釈は、年齢を重ねるにつれ、より深まってゆくものです。今だからこそわかる、名歌のもつ深い意味をごいっしょに読み解いてまいりましょう。【テキスト】『なぞり書き百人一首』 藏中しのぶ監修・髙城弘一書東京書店 1,320円(税込)講座初回に教室で販売いたします。 現在、国内外の日本語学習者は、日本語教育機関で学ぶ人だけでも400万人近くいます。さらに、外国人の日本語教師もいます。そんな人たちのために、どのような辞書があるかご存じですか?また、「親子丼ならぬ他人丼」/「田中さんは?」「それが、まだなんです」/「予定がかぶる」/「言わんこっちゃない」などは辞書に採録されているのでしょうか。本講座では、我々日本語母語話者が気付きにくい日本語を、辞書を通して再発見していきます。第1回 辞書の種類:国語辞典/日本語教育用辞書/特殊辞書第2回 国語辞典では見つけられない語や表現第3回 日本語を学ぶ人たちにとって親切な辞書とは【持ち物】電子辞書をお持ちの方は、電子辞書。紙の辞書は講師が用意いたします。花はなむら村 統のりゆき由センター講座講師美術史家岡おかくら倉 登たかし志大東文化大学名誉教授横山大観記念館評議員有あるが賀 千ちかこ佳子大東文化大学外国語学部非常勤講師國學院大學文学部兼任講師藏くらなか中 しのぶ大東文化大学外国語学部教授髙たかはし橋 秀しゅうじょう城大正大学非常勤講師栃木県さくら市普濟寺住職花はなむら村 統のりゆき由センター講座講師美術史家日時/火曜日 11:30~13:009月28日10月5日、12日、19日、26日11月2日、9日日時/水曜日 10:30~12:0010月13日、27日11月10日日時/木曜日 13:00~14:3010月7日、14日、21日日時/火曜日 13:30~15:009月28日10月5日、12日、19日、26日11月2日、9日日時/水曜日 10:30~12:0010月6日、20日11月10日日時/木曜日 13:00~14:309月30日10月7日、14日、21日全7回受講料(一般)12,500円   (本学学生)10,000円定員 15名全3回受講料(一般)5,500円   (本学学生)4,500円定員 15名全3回受講料(一般)5,500円   (本学学生)4,500円定員 15名全7回受講料(一般)12,500円   (本学学生)10,000円定員 15名全3回受講料(一般)5,500円   (本学学生)4,500円定員 15名全4回受講料(一般)7,000円   (本学学生)5,500円定員 15名

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