大東文化大学様 2021秋期オープンカレッジ
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─ 22 ─東松山キャンパス 教養・歴史生きた『論語』を楽しもう!1~令和のコロナ禍の中で『論語』を読み直す~俳句でたどる埼玉の歴史生きた『論語』を楽しもう!2~令和のコロナ禍の中で『論語』を読み直す~107109108 乱れた世の中、何が正解なのかもわからぬ時だからこそ、人間とはどうあるべきなのか、その基本軸を考えた孔子の言葉は、かの渋沢栄一にも愛読され活用されてきました。 そこであえて混沌とした現代に、名言の宝庫である『論語』を読み直してみましょう。 初学者の方、歓迎致します。※107生きた『論語』を楽しもう!1と 108生きた『論語』を楽しもう!2の 講義内容は同じです。 乱れた世の中、何が正解なのかもわからぬ時だからこそ、人間とはどうあるべきなのか、その基本軸を考えた孔子の言葉は、かの渋沢栄一にも愛読され活用されてきました。 そこであえて混沌とした現代に、名言の宝庫である『論語』を読み直してみましょう。 初学者の方、歓迎致します。※107生きた『論語』を楽しもう!1と 108生きた『論語』を楽しもう!2の 講義内容は同じです。打うちこし越 竜たつや也センター講座講師放送大学非常勤講師打うちこし越 竜たつや也センター講座講師放送大学非常勤講師日時/土曜日 10:00~11:3010月2日、9日11月6日、13日、27日日時/金曜日 10:00~11:3010月1日、8日、15日、22日11月5日(10月29日休)日時/土曜日 11:45~13:1510月2日、9日11月6日、13日、27日全5回受講料(一般)9,000円   (本学学生)7,000円定員 15名全5回受講料(一般)9,000円   (本学学生)7,000円定員 15名全5回受講料(一般)9,000円   (本学学生)7,000円定員 15名加藤楸邨と埼玉~芹の根も棄てざりし妻と若かりき~ 俳人・加藤楸邨(1905年~1993年)は、昭和5年、埼玉県立粕壁中学校(現・埼玉県立春日部高校)に国語の教師として着任し、ここで俳句を趣味としていた同僚たちに勧められて作句を始めました。この時、楸邨が粕壁中学校に赴任していなければ、俳人・加藤楸邨は誕生していなかったでしょう。講義では、楸邨の埼玉時代のエピソードなどを、ゆかりの句とともに御紹介します。小林一茶の歩いた埼玉~『草津道の記』を読む~ 俳人・小林一茶(1763年~1828年)は、文化5年5月、江戸から信州に戻る途中に上州・草津に立ち寄り、俳諧紀行文集『草津道の記』を記しています。この時、江戸から川越街道を北上し、川越から熊谷へと抜けた一茶は、その後は中山道を通って草津を目指しています。この機会に、この一茶の『草津道の記』を、ご一緒にひも解いてみませんか?近世埼玉の俳人 拙著『埼玉俳諧人名辞典』(無料配布)を用いて埼玉の近世俳諧史を概観します。まず、芭蕉・蕪村・一茶と埼玉の関わりを見ていきます。芭蕉句碑についても取り上げます。次に今日の埼玉県域の中で著名な俳人を数名選んで、その俳系や地域での様々な活躍を比較検討します。俳諧が近世社会で果たした役割を考察し、埼玉の歴史をたどります。高浜虚子の歩いた埼玉~『武蔵野探勝』を読む~ 俳人・高浜虚子(1874年~1959年)は、その門人たちと一緒に武蔵野探勝会を組織し、昭和5年から同14年までの間に、埼玉・東京周辺を中心に100回にわたって吟行を重ねています。その中には、大宮公園(現・さいたま市)、平林寺(現・新座市)、喜多院(現・川越市)など、埼玉県内の名所旧跡が含まれています。これらの場所の当時の絵葉書等も見ながら、その足跡をたどります。毛呂山町の俳人・川村碩布(かわむらせきふ) 川村碩布は、寛延3年(1750)武州入間郡毛呂郷馬場村(現毛呂山町)に生まれた俳人です。天明年間(1781-89)江戸の春秋庵加舎白雄に入門し、天保14年(1843)94歳で天寿を全うするまで様々な俳諧活動を展開しています。本講座では、『穂家露』『春秋稿』の出版や碩布の秀句などその生涯を解説します。碩布が晩年好んで描いた梅と亀の俳画についても触れたいと思います。内うちの野 勝まさひろ裕毛呂山町文化財保護審議委員会委員長俳文学会会員10月15日10月1日11月5日10月22日10月8日宮みやたき瀧 交こうじ二大東文化大学文学部教授埼玉県新座市教育委員会委員

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