英語学科 ドイツ語

ドイツ語について

◆ドイツ語は、ドイツだけで話されているわけではありません。音楽の都ウィーンで知られるオーストリアや、アルプスで名高いスイス、またルクセンブルグやリヒテンシュタインなどの国々でも使用されている、ヨーロッパでは指折りの国際語です。また、統合が進むヨーロッパ諸国では、共通通貨「ユーロ」が使用されるようになりましたが、ドイツは金融、経済の面においても、ヨーロッパの中心として主導的な役割を果たし、ドイツ語はますますその重要性を増しつつあります。

◆主なドイツ語使用地域:ドイツ語を母語としているのは、統一ドイツ(約8200万人)、オーストリア(約750万人)、スイス(人口の約65%、約420万人)、リヒテンシュタイン(約3万人)。周辺、およびその他の地域を含めると、ヨーロッパのドイツ語話者は約1億人。

◆みなさんは、ドイツという国について、どんな印象を持っていますか。ビールやソーセージ、サッカーや自動車など、いろいろなイメージが思い浮かぶと思います。しかし、ドイツ語やドイツ人に対しては、「固い」「まじめ」「暗い」といった先入観にとらわれていないでしょうか。実は意外なことに、ドイツ人はとても話し好きで気さくな国民です。そんな彼らが話すエキゾチックな言葉に触れて、新しい外国語を学ぶ楽しさを味わってみませんか?

 ドイツは、「環境先進国」としても有名です。世界でいち早く原子力発電の撤廃を決めたドイツは、積極的にリサイクル運動や自然保護、エネルギー問題に取組んでいます。私たちはやがて、環境・資源において深刻な問題に直面することになるでしょうが、ドイツの環境政策は世界各国の指針となるはずです。

 政治や経済の他に、ドイツは芸術・文化の領域でも、伝統ある大国と言えます。最近読み直しが進んでいるグリム兄弟や、相変わらず人気のあるヘルマン・ヘッセ、ドイツ的なファンタジーで知られるミヒャエル・エンデは、ドイツ語を使って活動した作家たちです。音楽ファンにとっては、モーツァルト、ベートーベン、シューベルトといったクラシック音楽の他に、ジャーマン・ロックやテクノも見逃せないところですね。