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C. 現代経済学科

中村 宗悦教授 大東文化大学現代経済学科主任  中村 宗悦 教授

KYでは通じない

 2007年、KY、すなわち「空気を読めない」(転じて「空気読め」)という「言葉」が流行しました。 しかし、異なる価値観や文化的背景をもった人々との交流がますます深まるなか、 「空気を読め」では真っ当なコミュニケーションを図ることは困難です。 「空気」ではなく、しっかりとした論理で状況を分析し、自らの主張を組み立て、 適切な手段によってそれを伝えることが重要です。
 経済学はひとつの論理的思考の体系です。現代経済学科では、 この経済学を通じて、現代社会に生起するさまざまな問題に対応できる人材の育成を目指しています。

カリキュラムの特徴

 現代経済学科では、入門数理や経済データ分析入門などを1年次必修科目として配置し、 論理的思考能力の基礎形成に資するカリキュラムを構成しています。 また2年次にはミクロ経済学I、マクロ経済学Iおよび同演習科目も必修となっており、 経済学の基本的な理論をしっかりと学ぶことができます。 ミクロ経済学II、マクロ経済学II以降も選択科目として2年次以降に用意されていますので、 現代社会を分析する上での必要最低限の分析ツールを早い段階で身に付けることができるようになっています。
 もちろん、現実の諸課題に対してどのように考えていけば良いのかをわかりやすく示す講義等も多数ありますので、 個々の興味関心に応じて積極的に取り組んでいって欲しいと思います。

経済学演習(ゼミナール)の活用

 おおよそ10〜20名弱程度の少人数でおこなわれる「経済学演習(ゼミナール)」(両学科共通)は、 教員の専門分野に応じておよそ30が開講されています。 講義科目等を通じて学んだ基礎の上に、課題発見から問題解決まで一貫して指導を受けることのできるゼミは、 本学学士課程教育のもっともコアとなる重要な部分です。 ゼミは必修ではありませんが、80%近くの学生が何らかのゼミに所属し、 2年次以降3年間(「卒業研究」も含む)、学生生活の中心として過ごします。
 ゼミにおける仲間や教員との活発な交流は、必ず皆さんの一生の財産になると信じています。

 もっとも、4年間の学生生活は大学での講義や演習だけで成り立っているわけではありません。 留学、部活、サークル、ボランティア、アルバイトなども 皆さんが社会に出てから成長していくための重要な機会を提供していると思います。 学生としての自覚をもちつつ、さまざまな機会をとらえ、活かし、自らの糧としていってください。