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B. 社会経済学科

教授 大東文化大学社会経済学科主任  馬場 靖雄 教授

不透明な世界の中で

 ご存じのように2008年以来世界情勢は急速に不透明性を増し、日本国内においても悲観的な気分と将来への不安が蔓延しつつあります。皆さんはそのような状況の中で大学という学びの場で4年間を過ごすことで、社会の荒波へとこぎ出し、今後の人生の方向を定めるための最終的な準備を行っていくことになります。

 不透明で不安定な状況の中だからこそ、知力・能力を身につけるか否かが、今後各人が選び取ることのできる可能性の地平の幅を大きく左右することになります。社会経済学科での学びを通して社会常識と広範な教養を身につけるとともに、経済に関する専門知識を習得し、主体的に情報を集め分析する能力を養うことは、皆さんの今後のキャリアの中で必ずや有益な資産として役立つことと確信いたします。

深く広い学びを可能にするカリキュラム

 そのために社会経済学科では、「経済を中心としつつも、幅広く社会の総体を捉える視点を重視した」カリキュラムを用意しています。経済学の基礎理論を体系的に深く身につけるとともに、各人の関心に応じて社会経済諸思想、歴史、国際的・地域的関係、とりわけ日本とアジア太平洋地域との関係などを学ぶことが可能です。さらに英語・中国語を初めとする語学教育を通して、グローバル化が進行する中でますます求められるようになっている国際的コミュニケーション能力を涵養することも重視しています。

徹底した少人数教育

 大学では単に講義を聴いて知識を身につけるだけでなく、能動的に問題を発見し解決を模索する能力を身につけることが重要です。そのためには小人数クラスにおいて教員と直接対話しアドバイスを受ける中で、問題発見・解決のスキルと姿勢を習得することが不可欠となります。経済学部では1年次の基礎演習、2年次以降の経済学演習、4年次の卒業研究によって、4年間を通して教員と密接に交流できるよう配慮がなされています。各教員は、教師としてだけでなく人生の先輩として、大学生活のなかで皆さんが直面する悩みに対して、有益なアドバイスをしてくれるはずです。

 教員一同、皆さんが知的・人格的に大きく成長し、世界へと飛び立っていくためのお手伝いをできるのを楽しみにしております。