北京ダックを食べたのが天安門広場の南の全聚徳のお店。食事の前はまだ明るかった外の風景も、食後は一変。漆黒の闇の中に、天安門広場や人民大会場など政府枢要の建物が明るくライトアップされていた。日本の京都にも似て、歴史を物語る建物と近代的なビル群、そして人々の暮らす小さな家々が等しくシルエットに沈む北京の夕暮れの美しさは格別であるが、夜の北京もまた美しい。しかし、ここがあの天安門事件の舞台だったことを思うと、その輝きも光と陰の深いコントラストに彩られていることに否応なく気づかされる。
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