
| 本校卒業生が進学してから1年間、その間の学習の成果を発表するためにこのファッションビューティーショー が開かれ、それを見学させていただいた。この専門学校の80周年記念イベントも兼ねている。創立者がアメリ カで映画出演者のメイクを担当したことから映画へのかかわりができ、それとの関係で今回は名画の印象深い 場面を舞台で再現するという趣向でショーが進められた。「映画はファッションと美容の総合芸術」というコピーが 今回の取り組みの位置づけをよく示している。ベンハー、オペラ座の怪人、忠臣蔵、王様と私、80日間世界一周 ・・・、なつかしい映画の一場面が次から次へと表現され、まさに息つく暇もないくらいであった。出演する学生、 メイクや演出を担当する学生、そして指導に当たる先生方。見ているだけで、そうした人々のここまでの苦労がし のばれ、一つの技術を身につけようとして真剣に努力する人々の姿に何ともいえぬすがすがしさを感じた。合間 には近代日本史と学校の歩んできた道がさまざまな映像と写真で紹介されていたが、そのなかで、戦争中パー マがぜいたくとして禁止された時のことが取り上げられていた。華やかな業界で、しかも六本木に校舎を構える この学校も、苦難の道を乗り越えて今日の隆盛を築いたのだと知ることができたのはよかった。、 |
