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改組 新 第4回日展 第5科(書)において卒業生と在学生が活躍

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卒業生で元教授の永守雄治(号:蒼穹)さんが会員賞を受賞

改組新日展と改名し4回目を迎える今年の日展第5科(書)において今年も本学卒業生の活躍が目を引いた。

今年の改組新第4回日展には、8,457点の出品があり、そのうち入選数は1,028点と入選率12%の狭き門となった。

その中で、第5科の日展会員1名にのみに与えられる日展会員賞に昭和48年中国文学科卒業の永守雄治(号:蒼穹 )さんの「鎧武者の一騎打ち」が選ばれた。

受賞理由は、漢字・かな交じり書き作品の類型化が目立つ中で、なかなか思いつかないユニークな構成が光る。近年試み続けている日本の歴史に題材を探った言葉に挑んでいて気持ちよく書き進めている。伝統芸能の口上のような音声が聴こえてくるような魅力がある。一字一字が変化しながら丁寧に書き進められており、書人の性格だろうか、やんちゃな一面が垣間見えるのも楽しい。  (日展ホームページより抜粋)

特選に卒業生5名が選ばれる快挙 在学生も学びの成果を発揮

同日展において8,457点の出品作の中から10点が選出され、そのうちの5名が本学卒業生という近年稀にみる卒業生の活躍である。

受賞者と受賞作品名は下記の通り

川合達人(号:玄鳳)さん(昭和57年日本文学科卒)「三好達治詩」
倉橋肇(号:奇艸)さん(昭和56年中国文学科卒)「灘」
鈴木欽也(号:立齋)さん(昭和57年中国文学科卒)「諸葛孔明語他」
歳森芳樹(本学書道学科准教授)さん(昭和55年中国文学科卒)「袁枚詩」

宮負一昭(号:丁香)さん(昭和47年中国文学科卒)「施肩吾詩」

また、今年は昨年に引き続き在学生の活躍も目立った。学部生・院生からも8名が入選を果たした。
日展のホームページによると今年の第5科出品点数は8,457点、入選点数は1,028点であった。その内、本学卒業生の入選者は100名を超え(書道研究所調べ)となり入選点数の10%以上にのぼる。

在学生の入選者は以下のとおり

榊晴海さん(中国学科二年)

龍寶真樹さん(書道学科二年)

梅林由葵乃さん(書道学科三年)

蒲地功太郎(号:泰雅)さん(書道学科三年)

光瀬千騎(号:松團)さん(中国学科四年)

齊藤正起(号:子建)さん(書道学科四年)

谷口成孝さん(文学研究科修士課程一年)

青木豊(号:聴雪)さん(文学研究科博士課程三年)