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実験動物慰霊式行われる-東松山キャンパス

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弔辞を述べる大城教授

 2018年10月30日に東松山キャンパス10号館4階テラスにおいて、実験動物慰霊式が執り行われた。この実験動物慰霊式は、研究・教育に貢献してきた実験動物に対する供養と感謝の念をささげるものであり、大学主催の実験動物慰霊式として動物実験委員会の所管により、これが執り行われた。

 はじめに、勝又宏スポーツ・健康科学部長(スポーツ科学科教授)より、「人類がQOLを向上させるため、健康科学分野の発展になくてはならないものであり、この機会に実験動物の御霊に心からの感謝の意を表するとともにご冥福を申し上げる」と慰霊の辞が読み上げられた。

 続いて、大城聰動物実験施設長(健康科学科教授)より、「動物実験は、ヒトの今日の医療と健康にとってなくてはならないものであり、動物実験を実施する場合の動物への苦痛を軽減するとともに、必要以上に動物を使用しないという原則(3R)を遵守することが重要である。本学における教育研究の進歩のために犠牲となった多数の動物の御霊に対し、心より感謝の念を捧げる」との弔辞が述べられた。

 その後、参加者全員で黙祷をささげ、実験動物に感謝の意を表するとともに、教員・学生代表が献花により冥福を祈った。

 最後に、宮城修スポーツ・科学研究科委員長の代理として出席した藤田和博健康科学科教授より、「生命科学を題材とした教育や研究にはヒト以外の多くの生物種が利用され今日、その研究成果によって私たちは恩恵をうけている。尊い生命と引き替えに得られた教育や研究の成果が、医療および健康科学分野の発展につながることを祈念する」との挨拶があり、閉会となった。