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桂米朝さん
大阪府立上方演芸資料館(大阪・大阪市)は5日、第14回「上方演芸の殿堂」入り受賞者に、落語家で人間国宝の桂米朝さん(本名=中川清)を選出したと発表した。
「殿堂入り」は上方演芸の発展と振興に特に大きな役割を果たし、広く府民から愛し親しまれた人で後進の目標となる人を毎年選出し、これまでは故人か故人を含むコンビなどを対象にしてきたが、3月に選考基準が見直され、昨年文化勲章を受章した米朝さんの殿堂入りが決まった。
表彰式は8月23日同資料館で行われる。
漢文・漢詩の好きな米朝さんは、本学の前身である大東文化学院本科第20期生。在学半ばで大阪に戻り、滅亡寸前といわれた上方落語を3代目笑福亭松鶴さんや3代目桂春団治さんらとともに再興し、現在の発展にまで導いた立役者。古典落語の発掘に取り組むなど、話の数は100を超え、その高座はCDやビデオとして保存され、上方落語の百科事典的存在である。
昨年、脳梗塞(こうそく)と脳幹梗塞で2度入院したが、9月には復帰し舞台に上がり続けている。87年紫綬褒章受章、96年人間国宝認定、02年文化功労者顕彰、09年文化勲章受章。84歳。上方落語協会相談役。
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