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2015年12月03日

女子長距離が日光いろは坂駅伝、初優勝

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1区を務めた伊藤選手1区を務めた伊藤選手

 第2回日光いろは坂女子駅伝が11月29日に栃木県日光市で開催された。この大会は日光だいや川公園をスタートして、中禅寺湖までの23.4㌔を6区間で争われる。コース内の標高差が875㍍にも及ぶことから、上り坂が続く厳しいコースで知られるレースだが、本学は6区間中4人に1年生を起用。フレッシュなライトグリーンの快走もあり、2位を2分以上引き離す独走で大会記録も32秒更新。見事初優勝を飾った。

 レースの流れを左右するといわれる1、2区を任されたのはともに大学駅伝初出場となる1年生の伊藤望選手(スポーツ科1年)と飛松春香選手(英語1年)。1区の伊藤選手はスタートからレースをリードするも、1位と8秒差の2位で2区につなぐ。2区の飛松選手は先頭争いに加わり、区間記録を更新する力走を見せるが区間賞には及ばず、2位で3区の瀬川帆夏選手(中国3年)に襷リレー。唯一の3年生として今大会のチームキャプテンを任された瀬川選手は、後輩の走りを受けて区間記録を更新。順位を入れ替えることはできなかったが、2年生エースの谷萩史歩選手(スポーツ科2年)に想いをつなぐ。4区はわずか3㌔で今大会でも最短区間であるが、いろは坂の前半部分を上る苦しい区間。谷萩選手は実力を発揮して先頭に立つと、そのまま5区の小口雪音選手(英語1年)にリレー。1年生ながら、いろは坂の後半区間でもっとも勾配の厳しい難所をトップで上りきった小口選手は、アンカーを任された同級生の元廣由美選手(経営1年)にチーム全員の想いを託す。後続とは十分な差が開いていたが、元廣選手は力を緩めることなく中禅寺湖畔を快走。青桐会関係者ら本学大応援団の力強い声援を背に、大会記録を更新する1時間29分49秒のタイムで初優勝のゴールテープを切った。
外園隆監督の「適材適所」が見事的中した本学は4人が区間賞を獲得する完勝。12月30日に行われる富士山女子駅伝に向けて大きな弾みをつけた。
※この大会の模様は2015年12月6日16時からBS日テレで放送予定です。

レース後の報告会 レース後の報告会
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