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2014年11月02日

全日本駅伝、力走を見せるもシード権獲得ならず

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ゴールする植木選手ゴールする植木選手

 大学駅伝の日本一が決まる第46回全日本大学駅伝対校選手権大会が11月2日、愛知県の熱田神宮をスタートに全26校8区間(108.4㌔㍍)を争った。

 39回目出場の本学陸上競技部は5時間23分26秒、出場26チーム中総合8位の成績で、6位までに与えられるシード権は獲得できなかった。


 2大会連続39回目の出場を果たした本学陸上競技部(男子長距離)だが、1区・市田孝選手は、快調な走りで区間途中まで1位を走り、13キロ地点でスパートをかけると区間賞争いにもつれ込むが、タイム差1秒の3位で双子の弟・市田宏選手へ。
 2区・市田宏選手が兄から襷を受け取ると、区間途中まで2位を走り、1位駒大と1分4秒差の4位で3区・北村一摩選手へ。その北村選手は市田兄弟からの襷を受け3区を走る。懸命の走りを見せ順位を維持する。
 4区・大隅裕介選手は大会中最も高低差のあるコースに挑んだ。苦しみつつも順位を保ち4位で5区で待つ池田紀保選手へ襷を託す。
 後半戦に差し掛かった5区では早稲田大、明治大が好走を見せ順位を1つ下げるもシード権獲得に向けて力強い走りを見せた。
 6区では平塚祐三選手が4年生らしい走りを見せ、後ろを走る早稲田大には順位を譲らず30秒ちかい差をつけて7区・石田政選手に。
 石田選手は必死の走りで粘りを見せるが順位を一つ下げ、シード権のボーダーラインになる6位でラストランナー8区の植木章文選手に望みを託す。最後まで力走を見せたものの、及ばず8位でゴールテープを切り、シード権獲得の6位以内でのゴールは叶わなかった。

●奈良監督の話
「監督としての力が及ばなかった。スタートは非常に良く、作戦通り高順位につけていた。特に(市田)孝には区間賞を取らせてあげたかった。箱根で今回負けたチームに少しでも多く勝てるようにあと2ヶ月間練習を重ねたい。今後日本を代表する選手になることを目標としている選手がいる以上この大会を無駄にしないようにやっていくしかない」

●市田孝選手の話
「区間賞を狙っていたのでとても悔しい結果。(弟の)宏も調子の波があった中でのレースで苦しんだと思う。お互いに満足のいくものではなかった。しかし、悔やんでも結果は変わらない。今回をしっかり受け止めて最後になる箱根に向けて頑張りたい」

区間 選手名 学年 区間記録 区間順位 通過記録 通過順位
1区14.6km 市田 孝 4 42:59  3  42:59  3
2区13.2km 市田 宏 4 39:24  6  01:22:23  4 
3区 9.5km 北村 一摩 2 28:17  10  01:50:40  4 
4区14.0km 大隅 裕介 3 42:40  10  02:33:20  4 
5区11.6km 池田 紀保 4 34:50  6  03:08:10  5 
6区12.3km 平塚 祐三 4 36:58  6  03:45:08  5 
7区11.9km 石田 政 3 36:38  14  04:21:46  6 
8区19.7km 植木 章文 4 01:01:40  15  05:23:26  8 
総合結果   8位            
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