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全日本テコンドー選手権 優勝含む10名入賞

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 第11回全日本テコンドー選手権大会が2018年1月21日(日)、千葉県総合スポーツセンターにて開催された。本学からは男子8名女子5名の計13名が出場し、10名が優勝含むベスト8以上の結果を出した。

 男子63kg級では内村嵐(国際文化2年)が延長ゴールデンポイントラウンドを制し初優勝、女子67kg級では神近塔子(政治1年)が準優勝を果たした。本学卒業生においても、鈴木セルヒオ選手が男子58kg級優勝、山田美諭選手が女子49kg級優勝など入賞を果たしている。

 なお今大会でベスト8以上の選手は、2月25日(日)開催のアジア選手権日本代表選考会、第18回アジア競技大会(2018/ジャカルタ)日本代表一次選考会に出場する。

試合結果

【男子】
54kg級   竹内一(国際関係4年)第3位
58kg級 前田寿隆(英米文3年)第3位
63kg級 内村嵐(国際文化2年) 優勝
68kg級 本間政丞(スポーツ科4年) ベスト8
80kg級 坂野琢也(中国3年)    ベスト8
 
【女子】
46kg級 西後実咲(スポーツ科2年)第3位
53kg級 岩城遥風(国際文化1年) ベスト8
57kg級 和田璃子(国際文化2年) 第3位
62kg級 石井佑佳(国際関係2年) ベスト8
67kg級 神近塔子(政治1年) 準優勝
 
【卒業生男子】
58kg級 鈴木セルヒオ(東京書籍=2016年度国際関係卒)優勝 ※2年ぶり3度目
 
【卒業生女子】
49kg級 山田 美諭(城北信用金庫=2015年度英米文卒)優勝 ※2年連続7度目
49kg級 貫井亜沙菜(ダイテックス=2016年度企業システム卒)第3位
46kg級 神近 桃子(親和銀行=2016年度英米文卒)第3位
 

各選手の話

竹内一
「ベスト8、準決勝とリベンジマッチが続き、準決勝では作戦も立て勝つしかないと思っていたが、最後に計算外の中段を食らってしまい動揺してしまった。最後ゴールデンポイントへ持ち込んで勝とうと思っていたが、そこへたどり着けなかった。手をケガしているので体だけ逃げようとしていたところで中段を食らってしまい、自分の甘いところが出てしまった」
前田寿隆
「練習でしていたことを出そうと意識していた。1、2回戦はよかったが、3回戦で相手のペースにのまれ自分を出せなかった。今回自分の他に弟2人が全日本選手権に出場し、兄弟全員で出るのは初めてだったので、家族のプライドと大東の主将のプライドを持って行って来いと監督から熱いエールをもらったが(優勝を)為し得なかったので、悔いしかない」
内村嵐
「いつも8位とか初戦負けとかで、今回テコンドーを始めてから初めて優勝できたので嬉しかった。(決勝戦は)相手が来年度大東に入ってくる子で、自分も来年度は幹部になるので負けられないプライドを持って試合に臨んだ。(3ラウンドで追いつかれたのは)勝っている状況で相手を待ってしまっていたので、そこで悪い方向に行ってしまった。(今後の意気込み)今回優勝したので、2月の大会も優勝する」
本間政丞
「4年間やってきたことは出せたと思うが、得点をとるのに欲をかいたところがあり、そこで相手に点を取られてしまった。準々決勝の相手は昨年の全日本選手権決勝でも負けており、リベンジとして臨んだが前回同様2点差でやられてしまった。次の大会は絶対に優勝する」
坂野琢也
「相手が総合格闘家だったので色々対策を練っていたが、試合の入りは自分が想像していたよりもいい感じだった。相手はテコンドーの蹴りよりもパンチが主体。ボディにダメージを与えて相手の失点を誘うというスタイルだったので、自分としては何とか防ぎたく、1ラウンド目はよかったが2ラウンド目からボディがどんどん効いてきた。自分の作戦がうまくいかずに相手の思うつぼにはまってしまい、敗退してしまった」
西後実咲
「準決勝で優勝候補と対戦し、前回まではずっと点差が開いたまま負けたりしていたが、今回は5-6という接戦でできた。課題も見つかったし、前回の全日本では準々決勝で負けてベスト8で終わったので、今年はまだベスト8ではなく3位で終われて良かった。しかし、そこで満足していてはダメだと思う。次に繋がる試合ができたというのが一番よかった。来年度は絶対優勝を目指して、東京オリンピックに繋がるように頑張りたい」
岩城遥風
「初戦はあまり緊張はなかったが、上段をもらってしまったことが一番悔しい。今後やはりはインカレで優勝しないと始まらないかなと思う。(全日本は)高校生の時からずっと出ているが、一回も表彰台に立てていないので、来年度こそは上を目指したい」
和田璃子
「クリスマスにけがをしてしまい、そこから強化日の練習などもほとんど参加できなかった。(課題は見つかったか)たくさんあるが、逆にしなければいけないこともきちんと考えてできたので、意味のある試合になった。また来年この全国大会に出るときはもっとレベルアップして、優勝のみを目指して頑張りたい」
石井佑佳
「冬休みにずっと練習してきたことを出し切れてなくて中々うまくいかず、攻めがもうちょっとあったら相手を崩せたのかなと思う。(どこを重点的に練習していたか)男の先輩の大きい人を相手に試合形式で練習や押し合いの練習、近場で戦う練習やパンチの間合いなどを練習した。やはり大きい選手とすると距離が遠くなるので、どうやって近場に入っていくかをずっと練習していた。(次の大会に向けての意気込み)今日はいままで3回負けた相手にまたという形で負けてしまったが、一番、今日の試合が手応えあった。次は勝てるかもと思うくらい、内容的にはそんな相手と差があったと感じてはないので次の選考会でも相手は出てくると思うので次は絶対つぶす」
神近塔子
「(身長の大きい選手が相手で)苦戦した。特に上段に蹴られるというのは分かっていたが、カバーできなかった。何回か対戦経験はあったがずっと負けていて、今まで戦ってきたのを考え自分の中で4つ決めていたことがあったので、それを出そうと思っていた。来年度以降こそ全日本優勝を目指す」

作田武俊コーチの話

「個人競技であり、良い成績を残せた者もいれば初戦で敗退してしまった人もいるので、全体の総括というのは難しい。でも勝った者も負けた者も課題は得ているので、それを今後どう活かしていくかというのが課題になる。(この大会に向けて重点的に練習していた点)ルールの改正によって相手を押すということが可能になったので、いままで以上にフィジカルの部分、技術でごまかせていたところがフィジカルが必要になってきてその辺を含めてフィジカルトレーニング体の強さを作る部分が多くなっていた。勝った選手は如実に出ていたと思うし、負けた選手の中にもその部分においては確実に強くなっていると思う。(2月の大会に向けて)期間も短いので、一から作りなおすというよりかはここからさらに同じ方向性のまま伸ばしていくと思う。今日悔しい思いをした選手はすぐにリベンジの機会があるので、今回の反省を一回振り返ってから改めて対策は練っていきたい」

金井洋監督の話

応援していただけるような存在であるよう、今後も部員一同精進します。