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ビブリオバトルイベント行う-東松山キャンパス図書館

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 6月16日(土)に東松山キャンパス図書館で、本学で初となるビブリオバトルのイベントが開催されました。

 

 当日は怪しい雲行きの中、本学の学生・教職員だけではなく、遠方からもビブリオバトル愛好家が駆け付け、東松山図書館の地下1階AVホールで13時半から約1時間半、白熱した書評合戦が繰り広げられました。

 

 ■ビブリオバトルとは、バトラー(発表参加者)が読んで面白いと思った本をライブ感たっぷりに5分間で紹介し、発表後に2~3分その本についてディスカッションを行う競技です。全バトラーの発表が終了したら「どの本が一番読みたくなったか」を基準として、会場にいる参加者全員で投票を行い、最多票を集めたものが『チャンプ本』となります。

 

 

 今回は大東文化大学の初代チャンプを目指し、5名のバトラーが参戦し、環境創造学部、経営学部、法学部、外国語学部の1~4年生が個性豊かなパフォーマンスで紹介する本の魅力を語ると、聴衆からはさらに深く知るための質問が飛び、バトラーと聴衆との知的なやり取りが展開されました。

 田辺清図書館長(国際関係学部教授)や門脇廣文学長(文学部教授)も投票し、初代チャンプ本に選ばれたのは、法学部政治学科4年の木村竜左さんが紹介した佐々木健一著『辞書になった男』となりました。実際に辞書を手にしてのプレゼンテーションは、導入部分から興味を引くように計算された構成で、最終的に伝えたいことが絞られていく見事な内容でした。

 

 惜しくもチャンプ本には選ばれませんでしたが、どの本もバトラーによってその面白さを存分に紹介されていました。有川浩著『ストーリー・セラー』、岸見一郎・古賀史健著『嫌われる勇気』、石持浅海著『殺し屋、やってます。』、伊藤計劃著『ハーモニー』といったチャンプ本以外の4冊も、板橋キャンパス・東松山キャンパス両図書館にて借りることができます。

 

 このビブリオバトルは本学プロジェクトの「Daito Education PLUS 大東文化を元気にする学生リーダー」から立ち上がった「ビブリオバトル実行委員会」の学生メンバーが企画・運営しています。次回は大東祭で開催予定となっており、Twitterなどで情報発信を続けています。