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第60回記念全国書道展表彰式を挙行

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全国各地より900名以上が表彰式に参加

平成30年11月24日(土)・25日(日)の2日間、本学板橋校舎にて第60回記念全国書道展を開催した。

今年は例年の展示会場である体育館で表彰式を行い、展示は3号館および多目的ホールの特設会場にて行った。

文部科学大臣賞・外務大臣賞・東京都知事賞・中国大使館賞と今年特別に設置された第60回記念大賞の受賞作品が一教室に展示され、多目的ホールには大東文化大学学長賞から大東書道大賞の受賞作品が展示され、全国からの来場者で大変賑わっていた。

推薦賞と机上陳列の特選・金・銀・銅賞の作品は3号館2階・3階に陳列された。

25日(日)には表彰式を挙行し、全国各地から受賞者約400名と付き添いの方を含め900名以上が会場を埋め尽くし、終始厳かな表彰式となった。

学長の挨拶では、本学設立から100年近く経ったいま、AI(人工知能)が時代を席巻しようとしている。そんなAI偏重の時代だからこそ、逆に、AIには無い「こころ」を表現するものとしての「書」の重要性が増しているのではないか。全国の関係者の皆さまには、本学主催の全国書道展、ならびに書道教育の発展、充実のために、また、大東文化大学の発展のために更なるご助力、ご支援を賜れれば幸い至極に存じます。との話があった。

所長の審査総評では、一般・大学生は古典に立脚した作品が多く、高い芸術性には目を見張るものがあった。高校生も一般・大学生に遜色ないレベルの高い作品であった。中学生でも既に古典に挑戦している作品も見られ、レベルの高さがうかがえた。小学生は書写を基本とした日ごろの練習の成果の見られる作品であった。今書道の分野では、ユネスコ無形文化遺産へ書道を登録してもらおうと様々な活動が行われている。ここにいる皆様にも書道文化の発展のため、ご協力を賜りたい。との話があった。

来場の幼児・小学生向けに習字ワークショップを開催

今回の全国書道展と併催して、来場の幼児・小学生向けに本学書道部による「習字ワークショップ」を開催した。

参加した児童たちは、楽しそうに筆文字に親しんだ。