Department

長期留学単位振替作業を行いました

  • Facebookでシェア
  • LINEでシェア
  • Xでシェア

2018年度長期派遣留学を終えた中国語学科の学生12名が、単位振替試験(筆記、会話、面接)に臨み、申請作業を行いました。

 

本学国際交流センター派遣交換留学、及び中国語学科奨学金留学により、中国8大学、台湾2大学へ11ヶ月から12ヶ月間の留学を終えた2年生、3年生の学生12名が参加しました。

 

1月30日(水)10時より、板橋キャンパス3号館03109教室にて、留学担当教員による説明の後、筆記試験があり、昼休みにはこれから留学に出発する学生との情報交換会が開かれました。午後は担当教員による会話試験、面接があり、その後、修了証、成績証明書を基に、単位振替のための申請書作成を行いました。

 

中国の大学は旧正月(春節)の休暇に入るため、早いところでは12月末に授業を終え、学生は退寮しなければいけないという事情から、多くの学生が1月上旬に帰国しています。

 

留学を終え、帰国したばかりの学生たちにアンケート「留学を終えての感想」、「留学に出掛ける後輩学生へのアドバス」をお願いしました。

 

留学を終えての感想:

山東大学

†この一年の留学生活で日本では得られない多くのことを学ぶことができたと思います。中国語を学ぶために留学していたので、中国語のレベルが上がったのはもちろんのこと、他にも価値観、考え方、自分への認識、決断力、自国の良さなどを、各国留学生との寮生活を送る中で、自立して生活すること、色々な価値観、考え方を持つ人と出会うことで知ることができたと思います。外国語を学ぶに当たって、その国の文化や習慣、国民性を知ろうと思うことは大事なことだと感じました。これらを知った上で、知識としての言葉ではなく、どう伝えたら相手にどう伝わるかを考えることで自分の言葉にすることができると感じました。

†留学へ出発する前は、留学先の大学にどのような国の留学生がいて、どのように交流しているのか分からず、不安でいっぱいでした。しかし、授業が始まり教室に行くと、8か国ほどの国の留学生たちが中国語や英語、ボディーランゲージを使い楽しそうに会話をしていて、一度話しかけるとすぐに仲良くなることができました。

西北大学

†留学に行く前、西安には何があるのかあまり分かりませんでした。この留学を終え、西安の文化や現地の方たちの人柄に触れて、本当に良いところだと思いました。また、各国の留学生と知り合え、本当に楽しかったです。学校の周りも世界遺産など有名な観光地が多いので、留学先のメリットを最大限生かすことができました。

大連外国語大学

†日本ではなかなか中国語を使って生活する環境がありませんが、留学先の生活そのものが中国語の中にあり、自然と中国語で対応する感性が身に付いていくので、留学は大変効果的です。機会があれば積極的に行くことを勧めます。

復旦大学

†本当にあっという間の1年間だった。中国社会の内面に入り込んで知ることができ、留学本来の目的(自分がどこまで全力で挑戦できるか)も果たせたので、本当に充実した1年間だった。今後この経験を生かして、新しい意識の下で頑張っていこうと思う。

†上海という場所は日本人も多く、日本人以外の留学生も多くいました。日本人でかたまってしまうことを恐れましたが、「留学に来る」という強い意志、意識を持ち続けていれば、決して流されることもなく、現地の人とも積極的に関わる事ができました。中国語を勉強することはもちろんですが、それ以外に初めての寮生活、外国暮らし、初めての中国、たくさんの経験をすることができました。私は中国で旅行にたくさん出かけ、それぞれの地域特有の生活を見ることができました。北方と南方とでは、暮らしぶりも食事も何もかもが違っており、新鮮な発見がたくさんありました。日本にいるだけでは学べない事も現地で学ぶことができるので、行って良かったと思っています。食事は留学当初合いませんでしたが、だんだん慣れることができ、今では恋しいくらいです。1年はとても長いと思って留学に出かけましたが、1年を終えた今では、もっと居たいくらいだと思っています。

上海師範大学

†私は今回の留学のチャンスを与えていただいた大東文化大学に感謝しています。小さい頃日本に来たので、中国の文化や伝統についてはまったくと言っていいほど理解していませんでしたが、今回の留学を通して、それらを多く学ぶ機会に触れることで、実際の体験とともに多くの知識を得ることが出来ました。とても自分のためになる留学になりました。

アモイ大学

†キャンパスが亜熱帯に位置することで、蚊の発生が猛烈でした。冬になって、帰国する直前でもまだ寮内には生き残りがいました。キャンパス内はスポーツに親しむには最適な環境が整っています。中国語の習得はもちろんですが、体作りにもなった1年でした。サッカーチームに入って大会に参加したりしていたため多くの友人ができ、勉強以外に燃えるものがあり、充実した生活が今では懐かしく思い出されます。また、あの生活にもどりたいと思っています。豊富なフルーツ、楽しいサッカー仲間、広大できれいなキャンパスの中で過ごした留学生活は得難い時間でした。

遼寧師範大学

†今となっては留学してみないと分からない事を多く知り体験することが出来て、大変嬉しく思っています。現地だからこその、日本ではなかなか体験できない「皮から作る餃子」などの体験もしました。この体験はクラス全体で行いましたので大変楽しかったです。これ以外にも様々なイベントに参加して、他の国の留学生とも仲良くなれました。現地の人とは色々な形で知り合いました。寮母さんの友達で日本に8年住んでいたことがある人と知り合い、その方とは意気投合して、週2回日本語と中国語を教えあう相互学習と言う形で楽く交流することができました。

中山大学

†中山大学は他の大学とは異なり、制度が特殊だったため、苦労した事も多かった。一番苦労した事は、広州へ来て、住まいを探すことだった。現地の学生や先生の助けを借りながら見つけることができた。言葉がまだできない状態だったため、住まいを探すことは本当に苦労した。後期からは語学クラスがなくなり、本科生と一緒に授業を受けることになった。前期まで受けていた授業から一気にレベルが上がったため、毎日授業に着いていくことに必死だったが、授業内容は充実していて、分からないことがあればクラスメイトが優しく教えてくれた。生活面、授業面で苦労することも多かったが、同時にその土地の様子を深く見ることができ、中国語のレベルも上がったため、留学に行って良かったと心から思う。

輔仁大学

†1年間とても不安でしたが、その不安とは裏腹にとても楽しかったです。中国語もあまり話せず、友達がなかなかできないことで、ついついネガティブになりがちだったのですが、今では間違えていても話そう!と前向きなポジティブは性格になりました!語学力が上がったのはもちろんですが、中国語を使っての交流に積極性が出てきたり、前に立って発表することに慣れたなどの他の面での成長が大きかったのではないかと思っています。コミュニケーション力が上がりました。

東呉大学

†日本では体験できない事をたくさん経験できました。現地では人情味が深い人様々な人に色々な場面で助けられました。原住民の方々との交流もふとしたきっかけで実現することができました。現地にいることで、中国語のレベルも格段に上がりましたし、かけがいのない友達や思い出を作ることができました。本当に良い経験ができたと思います。

 

留学する後輩へのアドバイス:

山東大学

†慣れ親しんだ場所を離れ、異国で生活することはとても不安で、とても勇気の要る決断だと思います。留学先では慣れないことは多いですが、「日本なら……」と比較してしまうのではなく、自分が今までの人生で身に着けてきた知恵を全力で発揮し、自分でどう乗り越えて行くのか考えると、その国にはその国の文化や習慣があるので、生活するならば、それを受け入れるようにする姿勢が大事だと思います!何事も気持ちの持ちようで自分の生きる世界は変わると思います!

†初めてで、しかも違う国の人と話すことはとても緊張しますが、まず自分から話しかける勇気を持つことで1年間楽しく学校生活が送れるか送れないか決まります自分の殻に閉じこもらず、一度だけ勇気を出してチャレンジしてみてください。そうすれば次の日からはみんな話しかけてくれます!

西北大学

†西安は国際的な観光地であることから、外国人がターゲットになっています。実のまわりの持ち物に気を付けてください。乾燥して空気も汚れている日が多いので、マスク必須です。

大連外国語大学

†中国での生活上、スマホによる決済が日常的であるので、微信(Wechat)や支付宝のAPPが必要になります。中国の電話番号(SIM)と銀行口座の開設が必要です。

復旦大学

†色々と不安は多いと思いますが、リラックスして万全な準備をして、留学に挑んでほしいです。1年という期間は本当にあっという間だったので、計画的に様々なことを経験してください。

†ある程度の基本的な文法や語彙の知識は頭に入れてからの方が、現地に着いてから便利です。現地ではそれを応用してどう使うか、現地の人はなんて言っているのかリスニングや口語表現を学ぶことに力をそそぐと良いと思います。留学前にもっと勉強しておけばよかったと思った場面がたくさんあります。現地の人とたくさん友達になって、中国語をどんどん使った生活ができたら理想だと思いました。みんなで一緒に旅行などに行くと、きっと楽しいと思います。色んな人と仲良くなって色んな話を聞いて、貪欲にたくさんの事を吸収する1年になったらいいなと思います。大変なことや辛いこともあると思いますが、それ以上に楽しい思い出が作れるように頑張ってください。

上海師範大学

†上海師範大学は奨学金がものすごく充実しているので、授業にしっかり出て、奨学金がもらえるように頑張ってください。中国に不安な気持ちを抱いているかもしれませんが、現地の大学には多くの留学生がいるので、楽しく勉強できると思います。友達もたくさんできます。頑張ってください。

アモイ大学

†蚊の対策グッズの準備を怠ってはいけません!スポーツを習慣にする良い機会になります。翔安キャンパスでの生活を楽しくするための工夫は、星を見る、集美に行くのを忘れない、他の都市をしっかり勉強しに行く、などです。

遼寧師範大学

†失敗を恐れずにどんどん話して下さい。中国の方は聞き返す時に「は?」と言ってきます。日本人にとって押され気味になってしまいますが、何度も繰り返し話すようにして下さい。他の国の留学生とも勇気を出して関わってみて下さい。

中山大学

†国際交流センターが定期的に行っている留学生交流会、チューターのボランティアへ積極的に参加し交友関係を深めてください。自分に何かトラブルが起こった時、交友関係を築いていることで助けてもらえることがしばしばあります。留学に出発する前に、銀行で国際送金できるように口座を開通しておくことをおすすめします。

輔仁大学

†留学先で勉強を始めれば良いと思っていましたが、留学前に基礎はやっておいた方が良いと思いました。他の事は心配しなくとも、現地には少なからず優しい人はいるので、安心して頑張ってください!

東呉大学

†チャレンジすることが大事です!あまり話せなくても、言葉にして話すことが大事!話さなければ中国語をしゃべれるようにはなりません!あとは、コミュニケーションする機会をいっぱい作って、友達を増やすことが大事!です。

 

 

※2019年度国際交流センター派遣留学については国際交流センターより詳細が発表されていますので、早い段階で検討を始めるようお願いいたします。

 

  https://www.daito.ac.jp/news/details_26855.html#anc05