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中国語学科

第21回学術シンポジウム・院生中間発表会開催報告

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 7月25日(日)、Zoomミーティング方式を利用し、第21回学術シンポジウムが開催されました(プログラムは次のURLを参照ください:https://www.daito.ac.jp/education/foreign_languages/news/details_31546.html)。

 本シンポジウムは、2011年に大学院博士課程後期課程が開設されたのを機に、第1回国際シンポジウムが開催され、回を重ねて今回第21回を迎えました。

 昨年1月に端を発した新型コロナウイルス(COVID-19)の影響により、シンポジウム開催のための態勢が整わず、昨年7月には第19回国際シンポジウムの開催を中止せざるを得ませんでした。

 従来、前期に開催する国際シンポジウムでは海外からの講演者を招き、学術交流を推進して来ましたが、感染予防、リスク回避の観点から、国内で活躍される研究者をお招きしての学術シンポジウムとすることとしました。

講演要約

 佐竹保子先生(本学中国語学科特任教授:東北大学名誉教授・東北大学文学博士)は、中国5世紀における文学理論書である『文心彫龍』に見られるキーワード「形似」を中心に据え、詩作の観点の変遷と日本文学への影響を仏教思想との関連から論じて下さいました。

 岩本真理先生(大阪市立大学名誉教授・大阪市立大学文学博士)は、倉石武四郎著『岩波中国語辞典』(1963年初版)が現在においても高い学術的価値を有すると評価されるのには、いかなる特徴を持ち、それはどのような考えに基づいて編纂されたのか、語彙調査、意味分析の重要性について、太田辰夫先生(神戸市外国語大学名誉教授)の精緻な北京語に関する語彙研究方法論とともにお話頂きました。

 張黎先生(大阪産業大学国際国際学部教授・上海復旦大学文学博士)は、中国語の単語がどのような原理で構成されているか、またその原理が文の構成原理とも共通することを明解な理論体系に基づいて論じて下さいました。

 

 今回のシンポジウムで発表された研究、講演内容は『中国言語文化学研究』第11号(2022年3月刊行予定)に掲載されます。

 

 発表頂いた院生、教員のみなさま、ご講演頂きました三名の先生方にこの場をお借りしてお礼申し上げます。

 

 参加者:35名

2021年度春季院生中間発表会

 7月31日(土)、下記日程にて院生中間発表会を行いました。

 

1 研究生

 ◇ 昝 鑫 09:30~09:50(発表15分:指導教員コメント5分)

   題目:男⼥⾔葉の翻訳⽅略について――『ワンピース』の中国語翻訳を素材に

 ◆司会 任 菲

□2 前期課程2年

 ◇ 張 輝 09:50~10:20(発表20分:質疑応答10分)

   題目:日中法律用語における同形語について

 司会 任 菲

 

●休憩10:20~10:30

 

□3 後期課程3年

 ◇ 周 歴 10:30~11:10(発表30分:質疑応答10分)

   題目:宋版《廣韻》と宋版《玉篇》の比較研究

 ◆司会 楊 璇

 ◇ 許辰晨 11:10~11:50(発表30分:質疑応答10分)

   題目:明治期における張廷彦編纂中国語教科書の総合研究

 ◆司会 楊 璇

 

 参加者:23名