2017年11月17日、東松山市立高坂小学校において、民族資料研究班（民研）による「小学生のためのアジア理解講座」が行われました。今年度は7月の市の川小学校に続き、2回目の開催となります。

　今回は、4年生3クラスを対象に、「しらべてみよう！アジアの国々～ベトナムと中国ってどんな国？～」というテーマの授業を行いました。高学年向けに新たに作成した授業の、初のお披露目となります。私たちの住むアジアとはどのような地域なのかについて概観した後、日本と同じように、中国の影響を受け、フランスにより植民地化された経験を持つベトナムについて学ぶことで、文化伝播について考えるという内容でした。

　まず、中国と日本、中国とベトナムの関係を説明し、そのあと中国とベトナムのそれぞれの食文化と、民族衣装について説明しました。小学生の皆さんの学びを深めるために、空欄を設けたレジュメを準備し、説明を聞きながら書き込む作業をしてもらいました。

　今回は、3年生の宮城さんと黒田さんが、自分たちで高坂小学校と直接連絡を取り、全ての準備を進めてくれました。高坂小学校では12月5日にも、3年生向けの授業を行う予定です。