国際関係学科
国際関係学科の先輩・先生の声
Daito Voice先輩・先生の声
国際関係学部 国際関係学科
高木 郁絵さん
ネパールでの青年海外協力隊の経験を活かし、将来は起業を考えたい。

ネパールでの青年海外協力隊の経験を活かし、将来は起業を考えたい。
高校生の頃から、国際協力に関心があり国際関係学部に入学しました。ヒンディー語や南アジア地域研究を学び、3年生のときにインド留学を体験しました。卒業後はNGOで働くことを考えていましたが、友人の勧めもありJICAの青年海外協力隊に応募。学部での南アジアの地域研究などの学びが活かせる第一希望のネパールに派遣されることになりました。
ネパールでは、「SABIHAA」という森林保護を目的とするプログラムに集う女性たちと汗を流しました。もっとも大きな成果として、女性たちの収入向上を目的とした「蜜蝋キャンドル」の事業があります。当初、ほうき草の栽培による収入向上を目指していたのですが、1kg=20円ほどの収入しか得られませんでした。フィールドワークを重ね、養蜂に着眼し、蜂蜜をとったあとの絞り糟から「蜜蝋キャンドル」を作る事業を提案し、事業化しました。
わたしたちの蜜蝋キャンドルには「PRAYASH」とネパール語の名前をつけました。「Try」という意味です。カトマンズで、1個500円で販売し、30個が完売したこともあります。今後もこの事業が発展し、収入向上に益することを願っています。
現在、ネパールの会社で働くことも考えています。将来は、小さくてもいいので、ネパールとかかわりのある事業を起業したいと思っています。