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国際関係学科国際文化学科

世界遺産検定「2級」の認定者が、通算で121名となりました。

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 第38回世界遺産検定(2019年12月実施)で、国際関係学部の25名の学生が「2級」に認定されました。これにより、国際関係学部の2級認定者は、2015年度の講座開設以後の通算で「121名」になり、一挙に念願の「100名」を突破しました。今回の検定では、3人目となる1級認定者も誕生しています。

 世界遺産検定の各級の出題範囲は、1級が「全ての世界遺産」。3級の「日本の全遺産と、主要な世界の遺産100件」に対して、2級は「日本の全遺産と、主要な世界の遺産300件」。2級になると一挙にハードルが高くなります。

5年間の成果と山口先生の最終授業

 国際関係学部の「世界遺産講座」は、山口利光先生を講師に、2015年度にスタートしました。以来、常に履修者100名超の人気授業として定着し、講座受講者は延べ1000名をゆうに超えています。

 5年間で、検定受検者は1085名。2級の認定者数は121名、3級の認定者数は368名となり、1級の認定者3名をくわえて、492名が世界遺産検定認定者となりました。

 こうした実績をふまえ、山口先生は次のようにコメントされています。「年々認定者に占める1、2年生の比重が大きくなっており、低学年のうちに上級を目指せる状況になってきていると考えられます。キャリア形成論の授業を通して感じるのですが、早い段階で世界遺産検定の認定を受けることが就活に自信にもなっているようです。特に旅行業関連の業界への関心および就活実績に繋がっていると思われます」。

 1月10日には、今年度で定年となる山口先生の最終講義が行なわれました。テーマは「今後の日本の世界遺産候補について」。授業の最後に、これまでのご指導への感謝を込めて、受講学生から花束と大きな拍手が贈られました。