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政治学科

2018年度政治学科キャリアデザイン講演会について報告します!

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11月に行われた2018年度政治学科キャリアデザイン講演会について報告します!

政治学科では11月20日(火)3限に東松山キャンパスで2018年度キャリアデザイン講演会を開催しました。講師として、証券会社にお勤めの卒業生(2017年3月卒業)1名と、現4年生で今年度の警察官採用試験合格者および自動車関係企業への就職内定者の計3名をお招きし、それぞれの就職活動の経験、卒業後の進路を考える際の心構えや在学中の就職活動の進め方などについてお話しいただきました。講演会には2年生を中心に80名ほどの学生が参加し、講師の話に熱心に聞き入っていました。

 

講演に先立ち、主催した教員の側から、2年生の11月にキャリアデザイン講演会を開かれる背景について説明がなされました。経済界が就職活動ルールを廃止したことで就職活動の日程が流動的になっていること、近年は3年次に行なわれる企業インターンシップが重要性を増していること、それを踏まえて早めに準備を進める必要性があることなどについて言及がありました。

 

続いて講演に移り、最初に埼玉県警に就職が内定している学生から、自らの警察官採用試験合格の体験談と、公務員試験準備をするにあたってのアドバイスが話されました。警察官採用試験を含め公務員試験は大変厳しいものであるけれども、仲間と助け合いながら自らの志望動機を具体的かつ明確なものにすることで、苦しい試験勉強を乗り切る意欲が生まれるとの話がありました。

 

次に、埼玉内の自動車関連企業に就職が決まった学生から、自らの就職活動の経験が披露されました。企業インターンシップへの参加、学内就活ゼミへの参加などの重要性への指摘があったほか、企業選択にあたっては、勤務時間や福利厚生、過去の離職率など、長く勤めることができる場所であるかどうかを考えることが重要とのアドバイスがありました。

 

最後に卒業生からは、就職活動の経験と、就職してからの体験談などが話されました。就職活動はうまくいかない時期があることもあるが、4年次後半になってから希望職種の内定を得る人もいるのであきらめないこと、就職してからは異なった年齢層や背景の人たちと交わることが多くなるのでコミュニケーション能力を養っておく必要があることなどが話されました。

 

3人の講師のお話しに共通していたのは、自分は何に関心があり、どういう仕事をしたいのかを自覚するとともに、学生時代に何をしたか、困難や挫折にどう立ち向かい、どのように乗り越えたか、そしてそれにより自分はどのように成長したかをアピールできるような充実した学生生活を送ることの大切さでした。質問タイムには参加した学生から率直な意見や質問も出され、講演会は盛況のうちに幕を閉じました。

(文責:政治学科)