大東文化大学 環境創造学部/多文化共生を目指す新しい価値の不断の創造大東文化大学 環境創造学部/多文化共生を目指す新しい価値の不断の創造

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環境創造学部からのお知らせ

2016年02月13日

多文化共生リーダー養成プログラム(MLP)第1回プレゼンテーション審査が行われる

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 2月1日(月)16時より大東文化会館において、第1回目となる「2015年度MLPプレゼンテーション審査」が外国語学部と環境創造学部の合同により行われた。

 「多文化共生リーダー養成プログラム(MLP)」は、多文化共生社会の創造に資するグローバル人材を養成するために、2015年4月より、外国語学部と環境創造学部の2学部で開始された。MLPの目的は、国籍、民族、宗教、文化や言語の違いを乗り越え、多文化共生の専門性を修得し、多文化共生社会創造のための取り組みを企画・実践するリーダーを養成することにある。

 外国語学部の理念は、外国語の修得に加えてその国の歴史・文化・社会等について学び、修得した語学力を用いて国際社会で活躍できる人材を養成することであり、環境創造学部にあっては、学部創設当初より人間の生存環境の再構築をすることがその理念である。本プログラムの基幹科目である「多文化社会論」「移民政策」「国際法」を通じて、受講者は、外国籍住民の法的側面を学び、多言語・多文化社会における自治体のまちづくり行政として、保育・教育・福祉・医療・看護・介護等の側面を考察して来た。このようにして身につけた多文化共生能力を実社会において十二分に活かし、多様な人々の橋渡しとなると同時に社会の分断を防ぐ貢献ができる人材を養成したいというのが、MLPを始めた両学部の大きな願いである。

 今回のプレゼンテーションでは、「テロに屈しない多文化共生社会の実現に向けて」を共通テーマに、以下の学生より発表があった。
  庄司 美槻(日本語学科4年)「多文化共生社会の日本語教育と国語教育」
  何 偉紅(環境創造学科3年)「日本の難民受入れの特徴と課題」
  鎌田 悠也(環境創造学科3年)「テロに屈しない多文化共生社会の実現」

 今回の多文化共生リーダー養成プログラムには、3学科から25名の学生の応募があった。中には2年間に跨って上記3科目の修得を考えている学生もいる。なおMLP認定証を授与されるには、3科目ともB評価以上の学業成績を修めなければならないという厳しい条件があるが、同条件を見事にクリアした4年生には学位記授与式に学位記とともに同認定証が授与される。

審査教員の話

2015年は紛争地域からの難民が急増したという世界情勢もあって、学生たちは、多元価値社会での共存に真剣に取り組んできた。いずれの発表者もしっかりとした問題意識を持ち、課題を発見し、解決に向けて真剣に取り組んだ様子がうかがえる、非常に興味深い内容のプレゼンテーションだった。今後も学生たちには、さらに深く研究を続けてくれるよう期待している。

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